187.岩崎弥太郎と三菱財閥
おはようございます。
今日は、『岩崎弥太郎と三菱四代』の本を読んでます。
『岩崎弥太郎と三菱四代』の前半を読んでみて、学び気づきについて、あるいはこれから実践していくことについて記述していきますが、本当に商売の原理原則通りだなと感じます。
日常的に実績を出されている経営者の方に学ばせていただいてますが、多くの例を学べば学ぶほどその学んできたことに確信を強めてます。
知っているだけではなく、実際に実践して成功されている人に学べるのは本当にありがたいです。
1.誰といるかが大事。
坂本龍馬が海援隊長をしている時に、岩崎弥太郎は会計補佐をしていました。
坂本龍馬の遺志を継いで海運業を起こし、わずか5年で頂点を極めてます。
「日本を選択いたし候。」との格言を残した坂本龍馬のような大志を抱いた人と共に仕事をしていたからこそ、そうした偉業を成し遂げたのだと思います。
2.大人になっても大風呂敷を広げ続ける。
偉人の共通点だと思います。
3.誰よりも勉強する。
弥太郎は常に誰よりも熱心に勉強していたそうです。
4.人脈は、人生を左右するほどの大きな武器である。
親が富豪や権力者なら別だが、将来大志を抱いている幕末の若者たちは、できる。多くの人間とコネクションを作っておくべく積極的に動いた。
「こんなやつと仲良くしてもクソの役にも立たない」なんて最初からドライに考えないのである。面白そうだと思ったらどんどん自分のほうかはつながっています。
幕末に限らず、偉人の来歴を見ると、その多くが、誰かに引き上げられて、成功のきっかけを掴んでいます。
自分の尊敬する著名人のもとにアポ無しで出向いていくということを幕末の志士はよくやっていたそうです。
5.色欲に注意すべし
弥太郎は、一時、女で道を踏み外しました、
「英雄、色を好む」と言われる通り、
性欲の強弱は、その人から溢れる生のパワーと大きく関係します。
性豪であればあるほど、体内に溜め込むエネルギー量は多く、普通の人より行動力に富むらしいです。
だからこそ艱難にめげずに全身を続け、ついには偉業を成し遂げる。
弥太郎は一個の英雄であり、そのため人一倍多情であり、ほとんど毎日飽きることなく丸山の遊郭にいる女たちのところへ足を向け続けました。
6.粘り強さを持つべし。
毎年多くの人が起業するがそのほとんどは数年で商売から撤退してしまう。
なぜか。理由は明快。
起業家の大半は営業不振が続くとすぐにダメぁと思い込み、せっかく始めた事業を簡単に放棄します。
何か事態を打開する方法はないか、どうにか事業を好転できないかとあらゆる方策を探り、さまざまな手法を試してみる。
そうすれば、大概の問題は解決できるもの。石の上にも三年、というが少なくとも10年は自分を信じて必死に頑張るべきだと思います。
「努力なくして大成なし」これは歴史上の鉄則
だと、著者も言ってます。
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