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【2022年度版】短期集中型パーソナルトレーニングジム店舗数ランキング

こんにちは。
渋谷、大宮エリアでパーソナルトレーニングジムを3店舗運営している、Sharez代表の岡崎秀哉です(@hide_sharez)。

このnoteでは、フィットネス業界の様々な情報をまとめています。
今回は、「パーソナルトレーニングジム」のカテゴリーの中でも、「短期集中型」のカテゴリーに着目してまとめたいと思います。
上位にはどんなブランドがあるのか、どんな状況なのか、などについて、店舗数を基準にランキング形式で発表しています。年度も変わりましたので、昨年、2022年度版でお送りします。
1店舗当たりの規模は全ての把握が難しかったので、今回は店舗数のみを基準にしています。ご了承下さい。

1.パーソナルトレーニングジム「短期集中型」とは?

今回は、パーソナルトレーニングジムの中でも「短期集中型」のプランを提供しているパーソナルトレーニングジムをランキング形式でまとめていきます。
このnoteでは、パーソナルトレーニングジムのカテゴリーを「短期集中型」「継続型(回数券・都度払い)」「継続型(サブスク)」の3つに分けて説明していきます。
短期集中型以外のカテゴリーについては別記事をご覧ください。

「短期集中型」とは、1ヶ月プランや2ヶ月、3ヶ月など短期でのプランを掲載していたり、週1回、週2回のトレーニングと食事アドバイスによる生活改善により、短期間の体型変化を目指すプランを指しています。
代表格がRIZAP社のようなプランです。
複数のプランを提示しているジムについては、HP上の上部に記載しているプランをメインとして選定しています。

2.【2022年度版】短期集中型パーソナルトレーニングジム店舗数ランキング

それでは、短期集中型パーソナルトレーニングジムの様々なブランドについて、店舗数順にまとめていきます。
どんなブランドが上位にいるのか、などぜひチェックしてみて下さい!
FC、直営という点については全ての把握が難しかったので、HP上の店舗数をカウントしています。

■RIZAP(ライザップ)
「RIZAP」は、言わずと知れたパーソナルトレーニング業界のパイオニアであり、最大手ブランドです。
2ヶ月16回、約35万円の高価格帯のブランドです。短期集中型のパーソナルトレーニングを世間に広めました。
最近は、低価格帯の24時間ジム「ちょこザップ」を一気に出店しており、そちらに力を注いでいる印象です。
2023年1月現在、123店舗を展開しています。
昨年調査時と比較して6店舗減少している状況です。

■24/7 Workout(24/7 ワークアウト)
「24/7 Workout」は、RIZAPよりも10万円ほど安い金額で、同じく老舗であり、1ヶ月や2ヶ月の期間を中心とした短期集中型のブランドです。
2023年1月現在、88店舗を展開しています。
昨年調査時と比較して22店舗増加している状況です。

■OUTLINE(アウトライン)
「OUTLINE」は、女性専門の低価格帯での短期集中プラン(1ヶ月〜3ヶ月)が売りのパーソナルトレーニングジムです。
2023年1月現在、40店舗を展開しています。
昨年調査時と比較して22店舗増加している状況です。

■B-CONCEPT(ビーコンセプト)
「B-CONCEPT」は、女性専門の短期集中プランを提供しているパーソナルトレーニングジムです。太もも痩せプランなど女性の悩みに特化したプランになっているのが特徴です。
2023年1月現在、37店舗を展開しています。
昨年調査時と比較して9店舗増加している状況です。

■ASPI(アスピ)
「ASPI」は、スクール事業などにも力を入れており、トレーナーの質にこだわったパーソナルトレーニングジムです。短期集中プランと、回数券のプランがあります。回数券のプランは30分間と60分間のトレーニングが選択できるのが特徴です。
2023年1月現在、35店舗を展開しています。
昨年調査時と比較して10店舗増加している状況です。

■Chicken Gym(チキンジム)
「Chicken Gym」は、男性の脱毛大手「メンズクリア」が運営しているパーソナルトレーニングジムです。プランとしては短期集中型のプランがメインです。
2023年1月現在、34店舗を展開しています。
昨年調査時と比較して6店舗増加している状況です。

■LiME(ライム)
「LiME」は、低価格帯で受けられる短期集中プランを売りにしているパーソナルトレーニングジムです。
2023年1月現在、30店舗を展開しています。
昨年調査時と比較して3店舗増加している状況です。

■REVIAS(レヴィアス)
「REVIAS」は、ボディコンテストで活躍し、様々な事業を展開する経営者でもある、村松良一さんが運営しているパーソナルトレーニングジムです。
サービス形態は、短期集中プランのスタイルです。
2023年1月現在、22店舗を展開しています。
昨年調査時と比較して8店舗減少している状況です。

■UNDEUX(アンドゥ)
「UNDEUX」は、女性専門のパーソナルトレーニングジムです。女性のダイエット、ボディメイクを中心とした短期集中プランが売りのブランドです。
2023年1月現在、21店舗を展開しています。
昨年調査時と比較して9店舗増加している状況です。

■D-hearts(ディーハーツ)
「D-hearts」は、短期集中プランを中心としたプランです。代表の伊勢さんは早稲田大学スポーツ科学部、大学院も卒業している生粋のトレーナーさんです。(意外とパーソナルトレーニングジムの代表で体育系大学、体育系学部出身の人って少なかったりします)
2023年1月現在、17店舗を展開しています。
昨年調査時と比較して7店舗増加している状況です。

■CALORIE TRADE(カロリートレード)
「CALORIE TRADE」は、愛知県を中心に店舗を広げているブランドです。主に短期集中のプランを売りにしています。
2023年1月現在、15店舗を展開しています。
昨年調査時と比較して5店舗減少している状況です。

3.まとめ

見て頂いて分かる通り、記載している70-80%の「短期集中型」のパーソナルトレーニングジムは店舗数が増えており、20-30%のパーソナルトレーニングジムが店舗数が減少し、明暗が分かれてる状態です。
中でも、業界トップを数年間走っていたRIZAPは、店舗数だけで見ると、業界トップから落ちてきています。
これは、パーソナルトレーニングジム業界全体の低価格化の影響、パーソナルトレーニングジムが増えたことにより、お客様の目が肥えてきた部分があると考えています。
というのも、「短期集中型」は比較的高価格帯のプランになるので、出店エリアがある程度各県の都市部などに絞られてくるので、同じエリアに複数ブランドが出店し競争することになります。そうなれば、当然より安い方、評判の良い方、高くても質の良い方、に行くのが普通なので、淘汰は起きてきます。
コロナ以前などはパーソナルトレーニングの需要に対して、供給が追いついていない部分があり、出店すれば集客コストをそんなにかけずとも集客できていた状況は変化してきています。
「短期集中型」というニーズは常に一定量あると思いますが、そのパイの奪い合いは続くと思われますので、引き続き淘汰が続く予想をしています。

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