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即興2人芝居WS 初級コース 20230504


◆内容◆
60分間の即興2人芝居を行なうためのワークショップ
初級コース

◆参加者◆
男性1
女性3
合計4名

◆備考◆
中級コースへの昇格試験アリ

◆内容◆
 ●マルチタスク
 ●小物の説明
 ●次どうなるの
 ●10分間のシーン
 ●中級コースへの昇格試験 (参加者3名)


以下振り返り

●マルチタスク(アップ)
参加者全員が4ヶ月間やってきたという事もありスムーズに行なえている。
最近読んだ本に「人間って本当はマルチタスクは無理で、シングルタスクを素早く切り替えながらやってるだけ」という記述があった。それでも効果はある気がしており、今なお続けている。参加者からいつ「これ意味あるんですか?」と尋ねられるのだろうと戦々恐々としながら。

●小物の説明
出てきたものを具体的に掘り下げる事は即興芝居における必須能力の一つであるが、好き勝手に掘り下げても興味深い物語は生まれない。観客の興味を惹きつけたり、キャラクターに感情移入させる必要がある。それを行えるようになるためのエクササイズ。
同じ「りんご」というアイテムであっても、スーパーで買ったりんごと、周囲からは絶対に無理だと言われながらも試行錯誤してとうとう自分で作り上げた無農薬のりんごでは聞き手の印象が異なる。さらに演者にとってもその後の道筋を照らす助けとなる。

●次どうなるの?
「パートナー(共演者)に良い時間を提供しましょう」というエクササイズ。
相手を楽しませるために自分の枠を越える必要が出てくる。
無難なアイデア、守りに入ったアイデアでは、次第に相手を楽しませられなくなっていく。
また、同一のアイデアであっても提案の仕方によって受け手の印象が異なる。「what」と「how」を同時に鍛える。

●10分間のシーン
 指摘ポイントはほぼ同じ。
 ・最初に関係性をつくる
 ・出てきたものを具体的に掘り下げる
 ・POV
 ・OPは小さい目的

ここ数回のワークで、各プレイヤーそれぞれの個性が光りつつあるように感じる。今まで出来なかったり苦戦していた事ができるようになっていたり。
たった10分間のシーンであれど、「良い話だな」と「これ面白くなりそうだな」と思う回数が増えた。

●中級コースへの昇格試験
参加者 3名
合格者 3名
内容はこちらに記載
これで中級コース参加資格を持つ人は9名になった。

●宿題
6月最初のクラスが始まる際
 ・『ローマの休日』を観ておく
 ・500mlのペットボトルを持参

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