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なんとかなるから大丈夫!「心が軽くなるエッセイ」Part 2

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ふと、自分はこれまでなんのために生きてきたんだろう…と思うことはありませんか? 心の方向性を今一度見直して、元気ハツラツ再出発しましょう。私自身が通ってきた道だからこそ伝えたいこ… もっと読む
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一日一生

 何かをはじめるとき、たとえば年の初め、あなたはいろいろと目標を立てる方ですか?    固い信念のもとにあれやこれや目標を立て、年の暮れに計画倒れに終わった自分をなげいて自己嫌悪。  そして、「来年こそはがんばるぞ!」とまた目標を立てる…。  私は学生時代からこのパターンをくり返してきました。  思い起こせば、小学生のときから日程表とか予定表を作ることが好きでした。時間をかけて作成すると、すでに達成したような気持ちになってしまうところがあったのです。  当時は、未来を「想

「正論を言う人」と 「他人の心を傷つけない人」 なりたいのはどっち?

話し合っても聞き入れてもらえず、 「私は正しいことを言ったのに」と悔しい思いをしたときは、 たぶん相手も同じような気持ちでいます。 正しい意見とは・・・ 互いを否定し合うことじゃなくて、認め合うこと。    ***  もしもあなたが、自分は正論を言っているのに、まわりの人からは煙たがられてしまう。だからといって、よくない考えに迎合したくないと思っていたら……      *  あなたの頭の中には、「正論=正しいこと=いいこと」という図式があるのではないでしょうか。  も

「わたしはわたし」 飾らないままでいたら それ以上にも それ以下にもならない

偽りは悲しい。 なかでも自分を偽ることは、一番つらくて悲しいこと。 心の底をのぞいてみれば、 何の飾りもない、素顔の自分が微笑んでいるはず。 その愛すべき自分に、 したいようにさせてあげよう。      ***  もしもあなたが、「自分を飾らないと人から嫌われる、素のままではうまくいかない」と思い込んでいたら……       *  飾るとは、自分以外のだれか別人になろうとすることです。  それは他人だけでなく、あなた自身をあざむく行為。だから、飾れば飾るほど、心が疲れ

どんな瞬間の どんな自分も ものすごく貴重な わたしの体験

嫌いなものがあるのは、好きなものを知るため。 苦手なことがあるのは、得意なことがわかるため。 自分を愛せない苦しみがあるのは、自分を愛する喜びに目覚めるため。 何もかも、あなたに必要なものばかり。        ***  もしもあなたが、人と一緒に遊んだりすることが苦手で、そうかといって「つまらない人間」とは思われたくなかったら……         *  人から「つまらない人間」と思われることが気になるのは、あなたが自分を「つまらない人間」と思っているせい。  それを

なみなみと注がれた水を 「こぼしてはいけない!」と思うより 「こぼれたっていい!」 という気持ちでいよう

人前に立つとあがってばかり……。 それを自分では「みっともない」「欠点だ」と思っても、 まわりの人たちの目には、 あなたらしさのひとつとして、微笑ましく映っているかもしれません。       ***  もしもあなたが、人前で話すとものすごくあがってしまうので、何とか平常心を保つ方法を知りたいと思っていたら……。        *  人前であがる理由は、照れ、不安、気負い、力み、焦りなど、たくさんあります。「うまく話さなくちゃ…」と思えば思うほど、頭の中は真っ白になって

あなたが あなたを信じていたら 何があっても 揺らがない

社会の勝ち組が、信に満ちているとは限らない。 あとからあとから追い立てられ、 いつ負けるかわからない不安と戦って、 すでに自信をなくしている人だっていると思う。 さあ、本当の自信を取り戻して、 「生きることは楽しい!」と、堂々と言えるあなたになろう。      ***  もしもあなたが、相手によって態度を変えるところがあって、 自分よりも偉そうな人には媚び、劣っていそうな人には横柄な態度を とってしまうとしたら……       * 「力のある人に気に入られて、助けても

昔の失敗を気にしていたら  あなたの“いのち”を 生き切れない

忘れたくても忘れられない、昔のニガイ思い出。 過去に失敗したことが頭から離れなくて、 いつも不安でいっぱいだったら・・・ いい考えがあります。 過去の体験から解き放たれて、前向きになる方法。 それは、今だけに生きること。      ***  もしもあなたが、過去の失敗が心に引っかかって、 物事をネガティブに考える癖が直らなかったら……       *  過去の失敗にとらわれると、心は過去に引き戻されて、そのときの恐怖から逃れられなくなります。  すると、今に身を置きな

素直になれて喜ぶのは、封じ込められていた わたし

「ありがとう!うれしかったぁ」って素直に言えないと、 ソンするのは自分。 さみしいのも自分。 それはわかっているけれど、言葉がうまく出てこないときもある。 そんなときは、相手の目を見て思いきり微笑む!      ***  もしもあなたが、感謝する気持ちはあっても、「ありがとう」と素直に口に出せなくて、あれこれ考えてしまうとしたら……       * 「目の前で困っていたから、手を貸しただけ。お礼なんていらない」と思うのは、人に親切にするのに理由のいらない人。 「親切に

うんと素直になって 幼子のような “自由な心”をとり戻そう

だれかの好意に、ときには甘えたっていいじゃない。 うんと素直になって、幼子のような“自由な心”をとり戻そう。 素直になれないのは、気が小さいからじゃなくて、 透明な心で、自分をさらけ出すのが怖いから。 それでつい余計なことを考えて、 澄んだ心を濁らせてしまっていませんか。       ***  もしもあなたが、人に迷惑をかけることが怖くて、本当は相談したくてもつい尻込みしてしまい、孤独感を抱えていたら……        *  何かを恐れて、それを避けることに気をとられ

「知ってる」と言える知識の量と 「知らない」と言える心の大きさ

「知ってる」と言える知識の量と、「知らない」と言える心の大きさ、 どっちをふくらませるほうが幸せになれる? 知らないことなのに知っているフリをすると、しだいに疲れてくる。 知ったかぶりして、自分を大きく見せなくても、 あなたはもとから大きな存在。 大きな器の持ち主なのです。      ***  もしもあなたが、知らないことを「知らない」と言えなくて、つい知ったかぶりをしてしまう癖を直したいと思ったら……       *  知ったかぶりをしてしまうのは、人から「こんな

イライラは悪者じゃない。心に生まれたものは 全部、あなたの味方!

イラつく自分がイヤ! それで八つ当たりする自分は、もっとイヤ! ・・・自己嫌悪。 みんな、そんな気分を味わいながら生きているけれど、 今度、イライラに襲われたら、 よりステキな自分を引き出す絶好の機会だ、と考えて。          ***  もしもあなたが、些細なことでイラついて人に当たってしまったり、 だからといって、怒りを抑えつけると爆発しそうになるとしたら……           *  怒りを抑えつけるのは、空気を入れた風呂桶を逆さにして水に沈めるようなも

信じよう! 自分の意志で どのようにも変われるって

物事が思うようにいかないと、 人生全般がうまくいかないような気持ちになりがちです。 でも、それは取り越し苦労。 降り止まない雨はない、と信じて立ち上がれば、 どんな空も、どんな苦しみも、必ず晴れわたりますよ。       ***  もしもあなたが、愚痴ばかりの自分を変えたいけれど、物事が思うようにいかなくてどうしても止められなかったら……        *  愚痴をやめることは、あなたの自由意志でできることです。それを決行して、晴れ晴れした心で生きていきましょう。  

本当にしたいこと、大事にしてる?

ストレスを感じたら、まず自分の胸に問いかけよう。 「本当にしたいことはなあに?」 イライラをため込むと、その分、生活が荒れてしまう…… それが長く続けば、平気で自分を傷つけてしまうことにもなりかねません。 でもね、イライラはあなた自身への訴え。 「本当の喜びを探してほしい」というサインなのです。       ***  もしもあなたが、いやなことがあると衝動的に食べ物に走って、 「これじゃ過食症になってしまう」とビクビクしながら、胃が痛くなるまで食べてしまうとしたら……

体に「ありがとう」って 本気で言ったこと、ある?

体の「ここがイヤ!」と不満を言うばかりじゃなくて、 体に「ありがとう」って、本気で言ったこと、ありますか? 「自分の容姿が気に入らない」と、だれもかれもがつぶやきます。 それがコンプレックスになって心にのしかかってくると、 自分を毛嫌いして思い悩みます。 でもそのときは、まったく気がつかないのです。 それがどれほど“贅沢な悩み”か、ということに……。         ***  もしもあなたが、自分の容姿が気に入らなくて、自分を好きになれずにいたら……。