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ひどらの不思議体験記◉(バリ編③ひどら再会する)

「よし!今日は海に行こう!」

朝(昼)起きて、一日の行動を決める。
マタハリ(スーパー)で買いだめてある
100%のトロトロに美味しい
マンゴージュースを飲みながら
出かける準備をする。
(このマンゴージュースを飲むといつも
お腹が痛くなってたのだけど、なんでだったのか。。)

クタビーチには仲良しの、
通称三つ編みおばちゃん達がいる。
テロのせいで観光客が減り大変だと言っていたので、
マニキュアとマッサージをしに行くことにした。

「ついでにお土産持って行こう。」

わたしは日本から持ってきたお土産を手に
三つ編みおばちゃん達がいるクタビーチまで
秘密の近道を使い、最短距離で向かった。

「ひどらー!」

ビーチが見える頃に大きな声で呼ばれた。
バリの人たちはとっても目が良いのか、
どこにいても先に見つかってしまう。

太陽のギラギラ光線を更紗で避けながら
声のする方を探す。

「ひどらー!」
笑顔で大きく手を振ってくれていた。

「あ!元気だったー?」

わたしは道路を足早に渡り砂浜をダッシュして
ぎゅー!っとハグをした。

「きゃー!げんきよ!ひどらは?げんき?」
「元気だよ!バグス!」

「きょう、マニキュアするね?」
「するする!マッサージもするよ!」
「マッサージのおばちゃんもきょういる。
だいじょぶ。」
「オッケデー!(OK!)」

みんな笑顔で無事でいてくれたことが
とても嬉しかった。

お土産も渡して、
マニキュアとマッサージをしてもらう。

爪には可愛いお花も描いてくれた。
マッサージは、特に上手ではないのだけど、
この、人の手から伝わってくる色々なことが
なんとも言えなくて、やっぱりお願いしたくなる。

いつもバリに来ると生きることについて、
よく考えさせられた。
わたしにとってバリは、
そういう場所だったのかもしれない。

おばちゃんたちにもお昼休みがある。
みんなお弁当を持ってきたり、
なにか買ったりして個々に休憩をとる。

マニキュアとマッサージは
それぞれ違うおばちゃんにお願いしていた。

マニキュアおばちゃんの方は、
とても日本語がうまい。
日本人のお客さんをつかまえたくて、
勉強したんだって。
本当にうまい。
そしてとても明るく饒舌だ。

マッサージおばちゃんの方は、
仕事に必要な言葉だけは覚えている感じ。
そして、少しみんなの輪から離れた場所にいた。

この日のお昼もマッサージおばちゃんは、
一人でお弁当を食べていた。
マニキュアおばちゃんの方は、なんか奢ってくれと
ぎゃんぎゃん言うてはる。

「わーかった!スブンタール、ヤ!
(ちょっと待って!)」

わたしは、マッサージおばちゃんが
少し気になって話しかけてみた。

「お弁当ー?マカン?」
「そうよー」
ジリジリ熱い砂浜に更紗を敷いて座っている
おばちゃんの隣へ図々しくゴロリと寝転ぶ。

「ん」
「?」

おばちゃんがご飯とおかずを混ぜたものを
スプーンに盛って差し出してきた。
お弁当の中身はきっとナシチャンプルだったのだ。

「え!ボレー?(いいの?)」
おばちゃんは笑顔で何度も頷く。

あーんと口を開けると
そのスプーンを口まで運んでくれた。

「ん!エナッ!テリマカシー!
(美味しい!ありがとう!)」
「シンケンケン(どういたしまして。大丈夫。)」

バリには、バリ語とインドネシア語がある。
ほとんどの人がインドネシア語を話すことができる。
わたしは日本語と、単語だけの英語とインドネシア語と
ジェスチャーを混ぜてなんとかコミュニケーションをとっていた。

そしてこの「シンケンケン」はバリ語。

マッサージおばちゃんは、バリニーズだ。
生粋のバリニーズからすると
クタはもうバリではないと言う人もいる。
でもマッサージおばちゃんは、
クタのビーチで働いている。

食べ終わるとまた口へご飯を運んでくれる。
「んー!エナッスカリ!テリマカシー!
(すごく美味しい!ありがとう!)」
「シンケンケン。シンケンケンよー。」

日本にいる時には感じない感情が
じわりじわりと体の奥から湧いてくる。

どうして自分のお弁当をよく知らん小娘の外国人に
分け与えてくれるのか。
国の違いかもしれないけれど、
豊かさとは。。とか柄にもなく考えてしまう。

どんどんご飯を運んでくれそうだったので、
わたしは精一杯、お礼を言った。

「おばちゃん。テリマカシバニャッ!
サヤ、スダックニャン!
テリマカシバニャッバニャッスカリ!
(本当にありがとう!お腹いっぱい!
本当に本当にありがとう!)」

おばちゃんは優しい笑顔を見せてくれた。

マニキュアおばちゃんの所へ戻る。
しっかりバッソ(肉団子スープ)を奢らされた。

マニキュアおばちゃんとは、
今度夜ごはんを食べに行く約束をして
その日は別れた。

この夜は、当時はまっていた焼うどんを食べに
馴染みのワルン(食堂)へ行った。
ここのオーナーも日本語がうまい。
奥さんが日本人で、出産のため、
日本に帰っているタイミングだった。

「ひどら、明日、レギャン通り開けるための
セレモニーあるよ。」

「え!そうなの?もう開けるんだ。。」

「うん。あのままにしといても、しょうがないから、
もう開けるんだって。来る?」

「え!行く!外人参加できるのかなー?」

「だいじょぶよ。ここきてね。
バリの衣装着るね。」

あの瓦礫は全て撤去され、
レギャン通りを再び開通するために、
バリ島全部で祈りを捧げる。
そのセレモニーに参加できることになった。

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