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deuxième ### une amie #01

年度が変わり彼女は新社会人生活を送っていることだろう
僕との撮影の予定は無くなり
DMでの連絡も途絶えた
こういったことは予想して覚悟していた
途絶えたということは元気でやっている証拠でもあるので
現実の生活は心配していなかった

僕自身が彼女を撮りたい思いが復活するのには一か月もかからなかった
新年度から3週間過ぎたころ、つまりはGW前に何かやらないかと打診した
ところが残念ながら暦通りの休日カレンダーの彼女は少ない休日を大学時代や高校時代の友達と過ごすスケジュールで満杯にしていた
メーカー勤めの僕はやたらと長い休日をだらだらと過ごすことになった


ところが、偶然撮影の機会が訪れた
イベントである
名古屋市の「栄ー矢場町」間の大きな道路を歩行者天国にしてそこでコスプレOKというイベントで、多くの関係者が参加するイベントだ
僕も当然カメラで参加した
撮影データをみると67人と囲みで数名のレイヤーさんを撮影していた

最初に偶然彼女に遭遇した、去年のハロウィンの頃、刈谷のイベントでやったコスと同じキャラで、相方も同じ方だったのですぐに分かった
早速撮影した、
初めて声かけしたレイヤーさんの場合3分くらいの撮影時間なのだが、彼女の場合5分×2回くらいの時間配分で、僕がかなり嬉しかったのがこの数字でもわかる


この日をきっかけにまた撮影しないかとDMをする
このタイミングで僕が空いている土日は直近で7月第3週の日曜日
GWのイメージからダメかなと打診してみたらOKの返事
ここから打ち合わせのDMのやり取りが始まった


打ち合わせの内容は、最初は場所の選定
たまたまイベンターが結婚式場を使ってのイベを募集していたのでそれに乗っかることで確定
さて何をコスするかが次のテーマになってくるのだが、彼女の中ではやりたいことがすでに決まっており「式場のプール」が使えたらやりたいことがあるという
彼女が問い合わせしてその問題もクリアしてやるキャラが決まる

BL(boys love)ゲームの3作品3キャラをやるという
時間がなければ2キャラ
イベンターにお金も払って、4か月ぶりの専属撮影が確定した