現代詩:レゴリスの見る夢、その続き
遠い空の彼方で砂礫は眠る
それはかつての誰かの定め
古き時代の夢を見る
日々、僅かずつ分たれる
彼らは定めを理解している
そうあれと作られている
古き時代の夢を見る
彼方より運ばれた頃の夢
定めを与えられた頃の夢
衝撃と、残響と、定め
そして浮遊感
日々、僅かずつ分たれる
その定めを受け入れている
灼熱に焦がされながら
凍りつく足元を見つめながら
日々、僅かずつ分たれる
遠い空の彼方で砂礫は眠る
それはかつての誰かの定め
古き時代の夢を見る
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