逆に、読書すべきでない人々は存在するのか?を考えてみた。
「読書すべきでない人」は存在するのか?
古今東西、読書の素晴らしさが語られて久しいが、日本人の読書率はそれほど高くない。それに対し、知識人各位は読書がいかに素晴らしいかを説き続けているが、暖簾に腕押しといった具合だ。
ここで、基本的な問いに立ち返る。
「人は皆読書すべき」ということは、「読書すべきでない人はいない」ということを意味する。
本当にそうだろうか?
「読書が全人類にとって素晴らしいことはなく、誰かにとって読書は不必要なものである」という論理は、果たして成り