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自分しか良いと言わないものにお金を使う!

自分しか良いと言わないものにお金を使う! 落合陽一

 落合陽一さんは大学でアートの授業をするときに、学生にまず自分が好きなものを100個書てもらうそうです。そうすると、100個書くのは大変で、多くの学生が書けないらしいです。次に書いたものを1人ずつ順番に読み上げてもらって、自分が書いたものに同じものがあったら消してもらうそうです。それで残ったものが自分だけが好きなものになると思うのですが、ほとんどの学生が残らないそうです。

 それで分かることは、たいていの人は、他人が好きなものが好きだということです。しかし、他人が好きなものだけが好きなのはよくないのではないか、と落合陽一さんは言います。自分しか好きでないものをつき詰めるには、結構大変なエネルギーを必要とします。自分が好きなものを他人とぶつけ合わないと出てきません。しかしそれで磨き上げていったものが好きならば、それは文化と呼べるものではないかと言うのです。

 おそらく、これからの日本で一番必要な考え方のコアになるものがこのことで、現在最も欠落しているものだと考えられます。

https://newspicks.com/news/5724212/body/?ref=search

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