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うつ症状が強いときにSNSでの発信は適しているのか

私は現在、2度目のうつ病を患っています。

日々、精神状態の浮き沈みはありますが、何とか少しずつ自宅でWebライターとして仕事を始められるまでに回復しました。

初めてうつ病になったときには、現在のようにインターネットが発達していませんでしたから、SNSなんてもちろんありませんでした。

ブログくらいはありましたが、まだスマホも登場していませんでしたので、どちらかというとアナログな社会がまだ残ってもいました。

そんな中でもパソコンを持っていたこともあって、ブログで苦しい心境を吐き出そうと何度か挑戦しましたが、全く続きませんでした。

2度目のうつ病になった現在は、誰もがスマホを持っていてSNSをやっていない人を探すのが難しいくらいになっています。

うつ病に苦しんでいてもSNSで発信している人はたくさんいる

現在は、誰でも簡単に情報を発信できる時代です。

うつ病に苦しんでいる人でも、症状が楽なときにTwitterなどのSNSで発信している人が多くいます。

実際、うつ症状がひどいときには、同じ悩みを持った人の考え方や想いを共有させてもらって楽な気持ちになれたこともありました。

正しく使えば、SNSは本当に良いツールです。

少しずつうつ症状が軽減してくると、自分でもSNSで発信することが増えてきました。

実際にはあったことのない人とでも、同じような悩みを持った人と繋がりを持てる喜びを感じながら、悩みを相談することもありました。

ここまでの回復ができた一つの力になったと思っています。

うつ症状があるうちはSNSをしない方がいいのか!?

Twitterでは、様々な人が呟いています。

同意できることもあれば、不快に感じることもあるのは事実です。

有名になれば、不用意な発言でもしようものなら、あらゆる方面から叩かれるのも目にしてきました。

ただ、私の場合は一般人。

そんなことは他人事くらいにしか考えていませんでした。

しかし、あるとき、ちょっと不快なTweetが目に入ります。

それに対してリプするわけではなく、ただの独り言として呟いたことがありました。

それが、自分の本意とは違った意味であるフォロワーさんの目に入ってしまったようでした。

私のTweetに対して、批判的なリプ。

「理学療法士でも人の気持ちを考えられない人がいるんだと知ることができた」

そこまで言われてしまい、私としては相手が言葉尻を取って勝手な解釈をしていることを頭で理解していながら、ショックを受けました。

相手のリプが私の人格を否定しているように感じてしまい、精神的にかなり落ちてしまいます。

Twitterをやる上では、いちいち全ての人の意見に耳を向ける必要はないことはわかっています。

でも、気にしてしまうのです。

HSPである私の気質では仕方ないことなんですが。

何を言っても言い訳にしかならないと思い、お詫びのリプを返しました。

その後、そのフォロワーさんからはフォローを外されて終わりです。

相手は鍵アカなのでその後のTweetを見ることはできません。

気にしないでいるのが一番ですが、それができないのがこの病気。

うつ病である場合は、SNSをしない方がいい場合もあるなと考えています。

SNSを上手に利用していくしかない

この一件があってから、私はTweetをするのが怖くなりました。

普段から人の顔色を疑って言葉を発しているのですごく窮屈です。

SNSでも他人の顔色を伺わなければいけないのであれば、発信する意味はないような気もします。

もちろん、最低限のマナーを守って発信するのは当然のことです。

しかし、普段言えないようなことを吐き出すための場所にもなるSNS。

それすらもできなくなるのでは、生きづらくて仕方ありません。

ある程度の批判的なリプが飛んでくることを覚悟した上でSNSを利用していく必要があるのでしょう。

今回の一件は、もちろん私の不用意なTweetがきっかけになっています。

こういったことのないように、十分に気をつけてSNSでは発信していこうと改めて感じました。

うつ病などに苦しんでいる皆さん、SNS利用には気をつけましょう!

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