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考え方のクセからうつ病を考える

人にはそれぞれ考え方に特徴、クセがあるのではないでしょうか。

私にも考え方の基本、考え方のクセがあります。

そこからうつ病になる原因を考えてみようと思います。

考え方のクセ

物事をマイナス、ネガティブに捉える。

物事の原因は全て自分にあると考える。

世間のいわゆる”常識”にとらわれる。

誰よりも自分は劣っていると考える。

どのようなことにも、ネガティブ思考であることは明白です。

しかし、小さな頃からこのような考え方をしていたわけではありません。

では、いつからこのような考え方になったのでしょうか。

小学校・中学校時代

小学校や中学校時代は何に対しても積極的に取り組む子供でした。

クラスの中心で生徒会の役員や学級代表を務めていました。

中学校から始めた陸上競技では県大会で表彰台に上がり、中国大会にまで出場するほどスポーツも得意でした。

勉強はさておき、活発な時代でありました。

高校時代

高校は陸上競技の強豪校に進学しました。

県内全域から様々な種目で全国レベル、県レベルの強豪選手の集まる1クラス(体育コース)に入学。

競技レベルの高い子供達ですから、個性の強い子供の集まりでした。

そんな環境の中で少しずつ自分を前面に出すことを控えるようになっていきます。

決定的だったのは、恋愛がらみのトラブルでクラスの中心グループから相手にされなくなりました。

振り返ると、いわゆるいじめに近いものでした。

事実、卒業後には何度もクラス会が開かれていましたが、一度も呼ばれたことはありません。

そういった状況から、人前では控えめに振る舞うことを意識するようになっていきました。

現在の考え方のクセの大部分はこの時代に作られたものだと感じています。

そして”うつ病”となる

大学時代まで陸上競技に熱中し、ケガをした経験などからスポーツトレーナーになる目標を見つけました。

大学卒業後は就職をせず、スポーツの専門学校に入学しスポーツトレーナーを目指し勉強を始めました。

その後、整形外科病院に就職しトレーナーと呼ばれるところまでいきました。

しかし、勉強してきたスポーツトレーナーと現実のスポーツトレーナーの違い。

いわゆる理想と現実の壁にぶつかります。

そんな中で心身状態は悪化しうつ病となりました。

ここで考え方のクセが悪い方向に働くことになります。

自分は社会に適応できないんだ。
これまで学んできたことは間違っていたんだ。
社会人として働かなければいけない年齢なのに働けないんだ。
自分はダメな人間なんだ。

まとめ

うつ病になりやすい性格があると言われています。

様々なストレスでも発症することがあります。

私の場合、

・高校時代を境にネガティブ思考になりがちとなったこと
・社会人となり理想と現実の壁にぶつかるストレスにさらされたこと

これがうつ病となった大きな原因だと自己分析しています。

寛解させるためには、考え方のクセを改善させることが必要不可欠と考えています。

自己肯定感を高めることです。

関連書籍を数冊読んでみましたが、なかなか難しい。

それができれば苦労しないよ。

そんなことわかっているよ。

正直な感想です。

今後も諦めず、考え方のクセを改善、自己肯定感を高めることができるように努力していきたいと思います。

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