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教員として本当に大切なことって何? 今月末の講義(教職実践演習)の準備中

今月末に、ある大学の通信教育課程の学生を対象とする教職実践演習の講義を行います。
先日、大学を訪問し担当者と打合せを行いました。
その内容は次のとおりです。

講義時間は75分。
方法はオンライン(ZOOM)。
受講学生は177名。内、全盲の方が1名。
教育実習が控えている学生が多い。
提示するスライド資料の提出期限は4月22日。
PCは2台借用。

担当教授から、受講学生の様子や教員養成に関する教授自身の見解等をうかがった。
私から、私の教職経験(学校以外の経験、特に社会教育主事としての経験等)を伝えた。
教職に就くということは、学校だけでなくさまざまな所(海外の日本人学校等も含め)で働くチャンスが生まれることになる。
このことは、学生にとって教職への夢や希望をふくらませる情報になるのではないかと思った。

さて、打合せでいくつかの情報をいただいたので、講座の内容や展開を考えることになります。
いつも、受講される学生の方が、将来、授業を行うときのヒントになればと思い、主体的・対話的で深い学びになるようにしたいと考えています。
また、今回は全盲の方がいらっしゃるので、スライド(視覚)ではなく、音声(聴覚)を中心とした展開を工夫をする必要があります。
受講学生数も177名と多いです。
どうしたら、主体的・対話的で深い学びになるのでしょうか。
悩みます。

ところで、今回の講座の「本質的な問い」を何にするかです。
展開の工夫よりも先にこれを固める必要があります。

今、浮かんでいるのは、「あなたが教員採用試験の面接官でひとつだけ質問するとしたら、どのようなことを聞きますか?」です。
この問いに関するそれぞれの意見を出し合うことで、教員として本当に大切にしなければならないことが見えてくるのではないかと思うからです。

そして、多くの学生には、この後、教育実習が控えているとのことです。
教育実習での体験を通して、教員として本当に大切にしなければならないことが検証できるのではないかと思います。
では、検証するために教育実習では、「先生方のどこに注目したらいいのだろうか。また、どのような実習にしたらいいのだろうか。」という補助的な問いもあるかと思っています。
この意見交換を通して、教育実習という貴重な機会の充実につながるのではないかと思います。

この土日、しっかり考えてみます。

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