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 信長の情報戦

 知識は力なり。情報は力なり。
 
 私は昭島市図書館で、40冊、本を借りている。ネット検索では、得られない
知識、情報が得られるからだ。

 一流の戦国大名、武田信玄、毛利元就、徳川家康、豊臣秀吉、織田信長などは、みな、常に情報のアンテナを張り巡らせていた。
 
 その例。
 織田信長は、今川義元が西上の軍隊、およそ25000人が、尾張に攻め込んで来た時、信長は、まだ、尾張も統一していなかった。
 信長のその兵、およそ2000人。
 部下からは、籠城するべきなどの
意見が出ていたが、耳を貸さなかった。

 今川義元が、桶狭間にいる!

との情報を得た信長は、一騎で出撃した。遅れまじと馬廻り衆などが必死に
信長をおいかける。
  
 狙うは、今川義元の首だけだった。

 土砂降りの中、信長勢が義元目がけて、桶狭間に殺到した。

 今川義元の首をあげた、信長は
 論功行賞で、義元の首をあげた者ではなく、義元が桶狭間にいるという
重大情報をもたらした、簗田出羽守を
1番の功を認めたという。

 情報は力なり。

 信長のこの行動が、なにより
 物語っている。




 

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