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岩出イズムに学ぶ

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

久しぶりに都内でラグビーの試合を観戦しました。
大学選手権の決勝戦です。
5年ぶりでしょうか?コロナで観戦できない年が続いていました。
社会人チームの監督をしていた時期は、
毎年息子を連れて秩父宮のトップリーグを観戦していたものです。
もちろん自身のラグビー学習のためと、息子の将来をイメージしてです。
特に入替戦などは、チームマネジメントの上で
非常に参考になるので、毎年観戦していました。

新国立競技場は音響が素晴らしいですね!
ただ、関野前後が狭いように感じます。
大男が、ラグビー観戦するには少し不向きです。
ラグビーワールドカップの功績か、ラグビーが身近になったおかげで、
ルールを理解しているファンも増えました。女性ファンも目立ちました。
裾野が広がっていくのは嬉しい限りです。

この日帝京大学が10回目の優勝を果たし、
その立役者、岩出監督が退任されることになりました。

9連覇から4年振りの優勝、この10回の優勝は、
明治大学の11回優勝に次ぐ2番目の戦績です。
2番目ということで、北島監督を超える記録に
挑戦したい気持ちもありそうですが、
今回の結果を問わず監督を後進に任せるという「かっこいい引き際」です。

実は私の息子も、4月から帝京大学ラグビー部に入部します。
親であり、ラグビーを始めるきっかけとなった責任もあるため、大学を決める基準を3つ程助言しました。

1.指導者
2.ラグビーの環境
3.人間力の向上

これを踏まえ、彼が選んだのが帝京大学でした。

決め手となったのは、8月3日に帝京大学ラグビーの練習会への参加です。
岩出監督に出迎えていただき、9時~12時、3時間練習に参加です。
私も同行し、見学させていただきました。

大学日本一に相応しい「ハードワーク」です。
私自身もラグビーアスリートでしたが、このトレーニングを
4年間続けることを思うと嗚咽しそうになります。
それくらい厳しい練習です。また、規律やモラル、
挨拶なども徹底しています。女子マネージャーやスタッフも真剣です。
息子本人には、こトレーニングについていけるか、
多少の不安があったようですが、私が見た限りでは充分に、
4年間やっていけると思いました。

その「やっていける」は、練習の量や質よりチームの雰囲気にありました。
正しくチームビルディングが行われ、積極的な関わり合いがありました。
息子が例えレギュラーになれなくとも、
この大学で4年間学ぶことができたら、
社会へ出て大海原に揉まれても充分にやっていける、
社会人としての基礎・基盤を作ってくれると確信いたしました。

岩出監督は特にチームの雰囲気、テンポを俯瞰してみていました。
私は経営者の立場で、成熟期を迎えた
帝京・岩出イズムを学べたと感じています。

何が学べたかは、また次回お伝えいたします!


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