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カルチャー(文化)をつくる

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

人材育成では、置かれた環境によって結果が左右されます。

先日、ある大学ラグビー部の練習を見学する機会がありました。
8時からの練習に間に合うよう、山梨を6時30分に出発します。
コロナ禍の為か、いつもより中央道の車も少なく感じました。
時間通りグラウンドへ到着します。
ソーシャルディスタンスを守りながら、見学させていただきました。

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クラブハウスからグラウンドに至るまで、本当に素晴らしい環境です。
ウエイトトレーニングをしている選手もいます。
グラウンドでは、フィジカルトレーニングのチームと、
ユニットトレーニングのチームに分かれ、
コーチ陣の指示のもと、黙々とトレーニングを続けています。
選手の真剣さに、こちらが圧倒されるほどです。

私も大学時代、ラグビー部に所属していましたが、
正直、昔のトレーニングとは大きな違いを感じました。
ハードなだけではなく、とてもよく考えられ、最適化されています。
フィジカルトレーニングのチームは、
それぞれ選手の心拍数を図りながら行われています。
60秒を基準に、様々なメニューが仕組化され、
テンポと流れの良い練習でした。
何よりも、選手の意識レベルの高さに感心せずにはいられません。

育成には、環境が大切です。
長らく大学ラグビーの王者であるだけあり、
規律やモラルなども一流であることに選手はプライドを持っています。

監督ともお話する機会を頂き、様々な質問をさせていただきました。
話をしている最中も、選手への気配りを忘れず、声をかけています。
プラチナストロークから、時にはハードなストロークを使い分け、
関わりを本当に大切にしていました。

厳しい一面の後には、コーチスタッフとリーダー陣が
間髪入れずにコミュニケーションを計り、
練習の流れや具体的なゲームの展開をイメージしています。
一段も二段も高い位置から、
全体像を俯瞰してみていることが印象的でした!

リーダー陣は積極的に声掛けをし、
選手もしっかりリーダーの目を見て、
相互に支援する「横」のラインでの
コミュニケーションを図っていました。
何よりチームとしての「共感力」がとても高い!
そんな印象を受けました。

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積極的に声を出し、お互いに叱咤激励します。
練習メニューは厳しいですが、
そこに強制やイヤイヤやる様子は微塵もなく、
ワクワク楽しんでいる感が見て取れます。
挨拶も素晴らしい!
また、選手をサポートするマネージャーの気配りも素晴らしいです!
連覇は途絶えてしまいましたが、
まだまだこの大学は日本のラグビーを牽引するでしょう!

組織をつくっていくためには、トップが「組織の在り方」を意識し、
ルールを「仕組み化」することです。
自然にできるものではありません。

監督は、トップの意志を明確に伝えることが大切である、
また、最も大切な要素はパッション(情熱)とおっしゃっていました。
私もそう思います。チームのカルチャー(文化)を作ること、
これがトップに求められる大切な仕事です。

チームとして動いていくのに放任では、
不安感が高まり存在感が希薄になってしまいます。
トップが、リーダーが率先垂範することで、チームを成長させます。
環境により人は変化します。
あなたのチームのカルチャー(文化)を構築しましょう!
スクラムヒューマンパワーがお手伝いいたします!!


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