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音のメカニズム

11月と12月はHihaotvギャラリーやクリスマス会などイベント続き。カンカクとしては一番ショートな時間で挑むテーマ! 世界の不思議。。音!
この世界は音にあふれています。。 
弦のように弾く音、打楽器のように叩く音、笛のように空気が通過する音、どこまで深掘りできるか? 音に興味を傾けたカンカクの記録です。

まずはワイルドプレイで外遊びのタイミングで1回目の音の実験。
あいにくの雨なのか恵みの雨なのか、、音を鳴らします。木の叩く音、水の跳ねる音。
水の中を跳ねる音

11月14日 糸電話を制作 音とはなんなのだ?

定番の紙コップで制作入ります。ホントに聞こえるか?
シンプルな構造ですが、完成と結果がたのしみ!ワクワクしながらそれぞれ制作します。
2人とも話してるしw 糸もたるんでる。。 失敗は成功の元。失敗する前に正解を教える事は子供から学びの機会を奪っていること。 
今度はどっちも聞いてるw これも失敗。。

11月15日 ワイルドプレイで外で制作した糸電話で実験遊びスタート

聞こえています!系もしっかり張ってる。
もしもしー? 聞こえるー? どうしてなんだー??
説明などできなくて良い、不思議こそ最大の学び。

12月8日 音のメカニズムを理解すべく、外に音を探しにでかけます!

金属の部分を叩き、木の部分も叩く。。 音の違いを探ります。
太い枝、細い枝を使うとまた違う音だ出ることを発見する。

12月12日 今まで沢山音について実験し考えてきた。Hihatovにて音のスケッチを開始。 見えないが確かに存在する。どうして素材で音が違うのか?どうしてそもそも音はなるのか? なんでも良いのでアウトプットしてみます。

自由にアイデアを形にする。思考をめぐらしペンを走らせてみる。 
こっこれは!! こういうのがあるから直感とは凄いし実験こそ必要だと思います。
音の捉え方としては100点に近いのでは??w 偶然だとしても素晴らしい。 
そうです!音とは波であり、硬さなどで波の波形が違いそれが音の違いなのです!
hihatovには至る所の弦が装着されており、太い弦をみんなで弾きます! 
太ーい振動
太ければ太いほど音よりは空気圧に違い振動が起こります。
細い弦はピーんとした音が出ます。
椅子を置いて、ゆっくりじっくり???を探求します。
これはなんなんだろう?波という波形は落としては素晴らしい。 叩いた瞬間のエネルギーが弾けてる場所が黒い丸なのか?? 打楽器的なエネルギーなのか? しかしアンパンマン的な目が存在するw
とても素晴らしい!授業の内容は理解してる、大きい音と小さい音は円で波紋の様に広がっていくのを表現しているのか、、、もっと深掘りしてほしい。 しかし、すでに字を書けている事はとても素晴らしいが、もし?字をまだ書けなかったとしたら、もう一つ音の波形について表現が超えれた可能性をどうしても考えてしまう。 大人になる事、知識、あえて常識でも良いのですが、それを覚えていく事が想像力をときに邪魔する事もあるのではないのか? 僕は幼児の成長を見ていていつも考えている。 素晴らしい問題定義の1枚である。 しかしこれも100点!

12月13日 最後に音のメカニズムというタイトルの作品を全員で創ろう!

箱の音、素材の音、叩く音
これはどうやって音を出すのかなー? 独創的で素晴らしい。結果より、脳の中で起こっているシナプスが何より大切。 指先とイメージと思考が脳のシナプスを活性化させる!
これは振る楽器ですね!面白い音がでそうです。
これはギザギザの部分をこするのかなー? 自由で素晴らしい。
ジャン! この他にも沢山音のメカニズムはありますが、、ひとまず大きなメインのメカニズムが完成!
あとはクリスマス会で音楽に合わせて、音をだしていきます。

音のメカニズムですが非常に面白い試みとなりました。カンカクというコンテンツを通じて我々が子供達と一緒に解明したいのは、学びや成長のメカニズム。
正解を覚える事を大学まで続けた脳の回路は、正解を教えてもらってそれを暗記する回路になります。そしてその回路が繋がるシナプスを求める性格になります。
 子供の脳は自由です。この自由な回路に思考と手先を中心に体を動かす、そして五感を使ってインプットが入る。。それらが繋がった瞬間のシナプスによって、アイデアや言葉、アウトプットのイメージが湧き出ててきます。 音とは一体何なのか?完璧に説明できる大人はいないでしょう。。正解などないのです。 しかし、全身で感じて、考え、工夫し、手先を使い、ゼロからイメージして形になっていく、この流れから生まれる脳の回路こそ、、AIにはない有機物としての人間としてのゼロから生み出す脳に成長してる事だと確信しています。
目の前で大人が見てわかりやすい結果としての作品が目的でない。その過程の自由な思考、集中しゾーンに入った未知なる状態。 素晴らしい成長の時間でした。
改めて、音というテーマに自由に挑んで我々も大きな気づきを得れたと感じた会でした。 
次回はとうとうラストターム。 文字です! 最後は3ヶ月をかけてじっくりと次の学年に続く仕上げに挑みたいと思っています。

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