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【色彩検定1】ユニバーサルカラーを学ぶ理由

官公庁系研究所で広報誌を担当しているひはゆきです。
6月に色彩検定ユニバーサルカラー級を受検することにしました。

色彩検定を受けようと思ったきっかけは、私が入っているオンライン市役所グラレコ課のイベントで、色彩検定について触れる機会があったから。

それまで知らなかったけど、色彩検定は1~3級とは別に、ユニバーサルカラー級なるものがあったんですね。

うちの広報誌はカラー、(研究所なので)グラフや表を色で見せる。
なので、アクセシビリティについて配慮するためのペーパーも内部ではあります。
…が、そのイベントがきっかけで強度の色弱の方の見え方を知った時、内心、「ヤバい」と焦りました。
今まで世に出したあのグラフもあのグラフも、配慮足りてなかったのでは?と。

この「配慮不足でヤバい、恥ずかしい」という感覚は、私の場合、仕事に対してだけではありませんでした。

実は、私の娘は発達障害(自閉症スペクトラム)です。
その診断自体は今年に入ってからついたのですが、最初に発達面で指摘を受けたのは3年前でした。
小学校入学前にいろいろ検討して通常級を選んだものの、その中で何のフォローもないと本人がしんどくなるのは見えてました。
幸い、今は発達面で何かしら抱えている児童に対しては、学校は合理的配慮(過度な負担にならない程度に配慮する)の義務があります。
私は娘の担任に、年度当初から合理的配慮をお願いしてきていました。

自分が散々お願いしている配慮を、仕事ではできてない。

ヤバい、の意識はここからきていました。
合理的配慮の大切さは身にしみています。
大げさかもしれないけど、仕事以前の人として、ちゃんと勉強していろんな見え方に配慮した誌面作りをしたい。

色弱の方以外にも、高齢者も見づらい色の組み合わせ(青と黒)があると知りました。
うちの広報誌、熱心に読んでくれる高齢者の方もいます(お手紙を頂いた)。

オンライン市役所の他の方々は、色彩検定2級とユニバーサルカラー級併願を考えている人が多そうです。
私も余力があれば2級受験も考えますが、まずはユニバーサル級優先で学んでみたいと思っています。

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