見出し画像

オニュの日本活動を見て、感じたことを(多分、偏見満載で)書いてみる。


Blue、とタイトルを口にして、ふっと目を閉じた瞬間。おにゅが放つオーラが変わったのを感じて、一瞬怯んだ。怖くて。Blueを聞くのが怖くて。
でもそこで聴いたBlueは、MVやアルバムでの印象とは全く違っていて、あれ?同じ曲?とまで思ってしまうくらい、柔らかい声。
アカペラで歌うと、(もちろん歌い方が全然違うからなのだけれど。それと、昨日コンサートだったから、声がよくないです、と言っていたけれど。)
今のおにゅは、あの曲を優しくも歌えるんだね。
その次は、Stand By Me。わたしも好きな曲。
歌おうと息を吸ったところで、下げて歌いますね、と。原曲より低く歌ってくれた。おにゅの中音域の声好きなので、曲のあたたかさもあって、聞いているとふわふわする。おにゅも、みんなも楽しそうだった。そんな空気に一瞬で変わってた。手拍子したり、からだ揺らしたり。すごいね。
ところで、キーを下げて歌うのって、わたしからしたら難しいんだけど。いや、プロだからできるんだろうけど。さらっと歌うの、きゅんだね。


一つ前の記事で、サイン会に行ったことは書いたんだけど。

そこで歌のリクエストも聞いてくれて、歌ってくれた"Blue"。それを聞いて感じたことを思い返しながら書いていたら、わたしは、彼が音楽活動に対してここまで思いを伝えている姿を、初めて見た、聞いた気がするなと。
もちろん今回はソロ活動で、楽曲にも、グループ活動とはまた違った思い入れがあっただろうし、そしてそれを日本語で伝えてくれているのだから、こちらも気持ちが受け取りやすいとうこともあるんだろうけど。それと、メディアにもたくさん出てくれたから、直接聞ける回数も多かったんだろうな。
だってわたし、コンサートは名古屋の1回しか行けてないもん。

それでも、わたしが久しぶりに見た彼から受け取ったイメージは、試行錯誤しながら自分と向き合い、求めている人たちにきちんと届けたいという思いを持って、少しだけ必死にそのステージに立つ、"ONEW"という一人の歌手でした。



キーが高いです、って。このフレーズ、何回聞いただろう。おにゅは、この期間中、何回言ったんだろう。
事前に収録されていたラジオが、おにゅが帰ってしまってからの放送だったのだけれど。その中で、音が高い曲は、歌えるけど、表現をするのがうまくできないと言っていて。それに加えて日本語だと、発音に気を使ったりと、余計な力が入ってしまうんだろうなぁと思うし、それが人の曲、カバー曲となると、その曲を聞いて受けた印象、こう表現したいという思いがさらに乗っかるわけでしょ。
おにゅが、歌うことに関してここまで様々な思いを伝えてくれてることがとてもとても嬉しいし、こういう面を見せられると、どうしてここまで日本の曲に、力を入れてくれたんだろうと不思議になる。

彼の一連の発言や行動は、日本で曲を出したから、ツアーをしているから、みんなに知ってもらいたいから、という感じではなく。そして、アルバムを買ってもらおうなんて気がさらさらないのではないかと思うくらい、純粋に声を届けたいという気持ちしかなかった気がする。待っていてくれたファンのみんなに。日本の、シャヲルたちに。
でもそれだけだとしたら、先程の疑問に戻るのだけれど。
ファンの為だけにここまでしてくれていたのだとしたら、とんでもなく愛されているわたしたち。だって、コンサートでは観客がいると、幸せになってくれてるかな?って気にしてしまうので、意識を曲だけに集中させるのが難しくなってしまうと。そんな発言をしてしまう彼なのよ。(そんなん、わたしたちだって、おにゅが幸せに気持ちよく歌えているだろうかって思いながら見てるよ、、、!)

テレビやラジオで歌声が褒められた時のおにゅは、なんだかそれに関して振られるのが慣れていないような、そうでしょう。頑張りました!という感じではなく、ちゃんと届いてよかったという安心のトーンで話していた気がする。まぁ、よそ行きなおにゅさんっていうのもあるだろうけど。
うわぁ~、ほんとですか~?えぇ~、ありがとうございます!って、笑顔で反応するおにゅ。ラジオでは顔が見えていなくても、その声のトーンで表情が分かってしまうおにゅ。かわいいなぁ。

ツアー中おにゅは何度か涙を流していたけれど、わたしは実際には目にしていないし、映像も見ていない。流れてきたLighthouseのおにゅを一瞬見たら、苦しくなって即画面OFF。代々木なんて、静止画ですら見れるか怪しいくらいだから、あの、悲しい涙じゃないよという大粒の涙も見れていない。ーーいや、そんなわたしの話はどうでもよくて。
歌えなくなるほど泣いてしまったという、武道館のおにゅ。泣いたら歌えないよと言い聞かせていた、代々木のおにゅ。その姿を見たかったと思うから、レポもちゃんと読めないんだけど、それは、おにゅがそれほどに日本での公演に対して感情を表してくれて、それを感じられなかったという、嫉妬みたいなもの。泣いたから、泣かなかったから、そこに気持ちの差はないはずなんだけど、やっぱり涙が出るってことは、感情のピークがそこだったんだよなぁ、と思うのです。
でも、泣かなかった公演は、おにゅの気持ちが安定していたってことでもあるんだよね。

あと、こうやっておにゅが泣いてしまったというレポを見て、なんだか、、おにゅとシャヲルの距離ってすごく縮まってない?と思った。だって、涙する理由に、みんなとの距離が近くてとか、嬉しくてとか、泣いたら歌えないのに、なんて声に出して言っちゃうなんて、ね。おにゅはこの3ヶ月間、シャヲルとの信頼というか、絆というか、そういうものが全く弱まっていないことを確認できたのかな。だから、ふとした瞬間に緊張が緩んで、涙が出てきちゃったのかな。
そうやって色々振り返ってみたら、会えていない期間があったこともあるけれど、とても成長したというか、こんなにしっかりと意志を持った活動をする人なんだ、と。何か決意をしてのソロ活動だったんだろうな、と思えて。実際、サイン会ではSHINeeでの活動を見据えてだと言っていたし。

ーーあぁ、ねぇ、おにゅさん。
贔屓目ではなく、あなたの想いや優しさは、しっかりとあなたの声によって届いているよ。こんなにも多くのことを考え願って伝えてくれて、それが届いた人の心にはきっと、あたたかさが溢れているよ。
日本で過ごした3か月間、いつもいつも幸せかを問いかけてくれたおにゅ。
どうかどうか、その幸せに満ちたたくさんのシャヲルの気持ちが、あなたにも伝わりますように。

この記事が参加している募集

#スキしてみて

523,364件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?