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眠れぬ夜のための備忘録② エクスプレッシブライティング

睡眠負債とは厄介なもので一週間やそこらでは全然返済しきれないんですね。
借金をこしらえているつもりはないのです。無計画で不摂生な日常を送ってきたことへのツケが回ってきたというならばまだあきらめもつきますが、自分としては健康的に生きたいと常日頃より熱望しているというのに。
思いは届かないものですね。

実践 エクスプレッシブライティングを試みてみる


前回の記事で、布団の中であれこれ考えてしまうから眠れないのではという仮説から「なら、寝る前に全部ノートに書き落してしまえばいいのでは?」と考え、エクスプレッシブライティングなるものにたどり着きました。

エクスプレッシブライティングとは別名・筆記開示ともいい、思ったことを書いていくという非常にシンプルな方法です。
悩みや不安などを言語化して整理することで脳内から外に追い出し、脳のリソースを空けるという効果が期待できます。

自分は日記のようなものを書くことに慣れており、15分程度ならば一度も手を止めることなく書き続けることができます。
やっていくうちに右腕が痛くなってくるほどです。

書くこと自体が悩みになっては本末転倒

実践してみたところ

現在5日ほど続けてみているのですが、効果は、うーん。まだよくわかりません。
前日よりも早く眠れた日もあれば入眠に失敗した日もありました。
なぜなのか、どういう点に注意すればよいのか考察が必要そうです。

考察

3日目くらいから書くことがなくなってくる。
人間の感情なんてそんなにすぐ更新されるものでもないので「これ昨日も書いたな」ってことも多々書きました。別に同じことを書いてもいいのですけどなんとなく徒労感が出ますね。

あと、なるべく「未来に対する不安」などを書くべきだそうですが、現状の不満足を結構書いてしまう。単純に言うと「疲れた」という言葉をたくさん書いてしまいます。ネガティブな言葉を自分の中で増幅させそうであんまりいいことではなさそうです。

脳内メモリのクリーンアップとしての効果は正直今のところわかりません。
紙に書き出そうが、考えようと思えば何度でも布団の中で考えることはできてしまうので。
ただし、スマホなどを触らない時間を十五分ほど作るという点においては効果はあったのではないかと思います。

展望

エクスプレッシブライティングの効果が出るのはある程度の期間続けた頃だそうです。
ただ、あまり続けていると飽きそうな気もする。
現状はA4のコピー用紙を埋め尽くすまで思いついたことを書きなぐっていておよそ15分くらいかかっているのですが、もう少し文章量を落としてじっくり考えて書くという形式にしてもいいのかもしれないと思いました。
つまりは自分の内なる声に丁寧に耳を傾けるように。

次回試してみようと思うこと

サイクロップス先輩ではない

睡眠は総合力だ、と誰かが言いました。(誰も言ってませんか?)
精神的な方法だけでは完成しません。
身体的な回復、筋肉のリラックスも大事だと思います。
スムーズな入眠と、深い眠り、気持ちの良い目覚め、そして身体、精神の回復。それらを一つ一つ達成していかなければなりません。

とりあえず次に試してみようと思うのは深い眠りのためのアイマスクやフレグランスなどでしょうか。
目を休ませるにはどうしたらいいのか研究したいと思います。

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