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雑記 ~サンプル数nよ、十分に大きくあれ~

・統計の勉強しています。

・統計検定2級も半年ほど前に受けましたが6点くらい足りなくて落ちました。イエーイ。

・統計検定の参考書の貧弱っぷりは何なんですか? 公式問題集とか解説する気あるの? ってレベルですけど!?

・ぼくの理解度の問題です。と言ってしまえばそれまでだがぼくは自分で言うのもなんですが理解度お化けなので。ぼくが理解できないということは全人類の95%が理解できないと思っています。

・ブログやYouTubeなどの解説でようやくわかるレベル。(わからない場合も多い)

・最近高校数学の数Bで「統計的な推測」の単元が必修化したので教科書を使って勉強したものの、これって統計検定でも初歩のところまでしか扱わないんだよなー。

・さて、本題は統計についてではないのだ。

・豊かな人生のためには読書が大事だ、とぼくは常々思っているのだが、読書の量はある程度確保しなければならない。

・あなたは「人生観が変わる本」に出会ったことがあるだろうか?

・これまでの人生をひっくり返してくれるくらいの衝撃、夢中になって読み進めて読み終わってからも何度も何度も読み返したくなる、そんな本がありますか?

・そんな本がある人は一見幸せです。でもこうも考えられる。そんな本なんてない方がいい。

・もし生まれて初めて読んだ本にものすごく感銘を受けたとしたら、その本やその作者に傾倒してしまい偏った考え方を持ってしまうかもしれない。

・だが読書経験が100冊や1000冊となってくると、いくら感銘を受けようとも1/100や1/1000でしかなくなる。

・「とても面白い本でした。人生の参考の一つにさせていただきます」

・読書量が多い人はフラットに評価することができるわけだ。

・もちろん統計学的に言えばこれはちょっとおかしくて、読む本はその個人が自分で恣意的に決められるのでサンプルが偏ることはままある。

・そして偏った本ばかり大量に読んだ人は偏った思想を持ってしまうだろう。自分の思想に合うものばかりを選んで読むようになってしまう。エコーチェンバー効果という現象もこれに近い。

・だから読書はバランスよくいろんなジャンル、いろんな作者の本を読むのがいいんじゃないだろうか。

・恋愛もそうですね。

・恋愛経験に乏しい人は最初の相手を運命の相手と思ってしまう。

・対して百戦錬磨の恋愛マスターは相手のことをたまたま出会った一人にすぎないと考え、気軽に自分と相性が良いかどうかを試して、合わなければすぐ次にいける。

・倫理的に言えばこれはどうなのかと思う部分もなくはないがでも、チャラ男の行動は実に理にかなっている。

・もっと言えば人生すべてがサンプル数を増やしていくことだと言える。

・何事も初めては緊張するものだ。上手くいかないかもしれない、失敗したらどうしよう。新しいことをするのがめんどくさい。そんな感じでサンプル0のままでいる人は多い。

・でも勇気をもって新しいことをしてみると「なんだ全然怖くないじゃん」となることの方が多い。

・たくさんの経験を重ねていった方が人生はきっと有意義だ。(有意義ではあるが必ずしも楽しいとは限らないし効率的でもないのですが)

・そんなふんわりした考え方をしていたらちょっとくらいつらいことがあっても単なる1サンプルだと思って割り切ることもできるかもしれないねって思いました。

・サンプル数nよ、十分に大きくあれ。

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