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日本の歴史(History of japan) 真・この国のかたち  邪馬台国の王は誰か?

hijikata suigetsu (hijikata-suigetsu.com)

日本の歴史(History of japan) ほんとうの・この国のかたち  邪馬台国の王はだれか?

殷周革命でできた「周」」も、「斉」の西南にある周公旦の「魯」も姓は「姫」。

「魯」の都である曲阜は「炎帝」「黄帝」が都としたところ。

「斉」の羌姓と「周」「魯」の姫姓の一族が逃れたのが九州などの東の島であった。

よくいわれる「魏志倭人伝」は本当は「三国志」の「魏志」の「烏丸鮮卑東夷伝倭人の条」にある記述である。

そこに書かれている内容は良く知られているので省くが、「皇王日嗣」では「ヤマトトトヒモモソヒメ」が「卑弥呼」であるという。

そして、「ヤマトトトヒモモソヒメ」は初め九州に居て、近畿に移ったといわれる。

「皇王日嗣」の内容を、順を追って示すと、第四代懿徳天皇の御代に稲作が発展し、その富をめぐり戦乱状態(倭国大乱)が始まる。それは147-189年。

孝昭・孝安・孝霊・孝元の各“孝”の字の付く天皇の御代。その間天皇は九州にいた。

そして、第八代孝元天皇の御代になってやっと近畿にもどる。

孝元天皇の即位は186年といわれ、「ヤマトトトヒモモソヒメ」は孝元天皇の妹なので少女時代に祭祀王になったことに。

第九代開化天皇の御代にやっと世情が安定し、220年に第十代崇神天皇が即位。

次の第十一代垂仁天皇は254年に即位といわれる。

つまり、「魏志倭人伝」に記載の「景初二年」は238年なので、崇神天皇の御代となる。

「皇王日嗣」が全く正しいとは言えないが、だいたいこの時代と思われる。

実際には、崇神天皇はまだ九州にいたし、この時には第二次東征の最中であった。

最中であったからこそ、「卑弥呼」は「九州」から「大和」に移ったのであった。

その移った「卑弥呼」は「ヤマトトトヒモモソヒメ」ではなく「トヨタマヒメ」であった。

「豊たまひめ」「台与たまひめ」であった。

だから「卑弥呼」から「台与」にという話に。

そして「邪馬台国」も「九州」なのに「大和」のような記述に。

実際の「神武東征」は第五代孝昭天皇の御代186年頃。「ウマシマジ」によって。

第二次東征は「垂仁天皇と豊玉姫」によって。

結局、「大和」にもともといた「卑弥呼」は別人物ということに。

そして、「九州」にいた「ヤマトトトヒモモソヒメ」は「大和」に行って初めて「卑弥呼」に。

わかりやすく言えば、「大和(纏向)」にいたのが「卑弥呼」。彼女は「纏向」の人であった。

そして「九州」で「月」を祀っていた「宇佐(兎さ)」にいた「豊玉姫」が「大和(纏向)」に行って初めて「卑弥呼」に。もといた「卑弥呼」も後から来た「卑弥呼」も同一人物にしてしまったため「卑弥呼」が移動したことになったのであった。

「ヤマトトトヒモモソヒメ」が九州から大和に移ったのはそういうことであった。

そして「邪馬台国」も九州から大和に移ったような形に。

もともとの「邪馬台国」は日向の「西都原」に。「卑弥呼」は「纏向」に。

「卑弥呼と邪馬台国の真実」を書いたときは「出雲」と「皇王日嗣」と「宇佐」の伝承を基に考察したが、「クナ」の伝承をまだ知らなかった。結局、「出雲」の伝承どおりであった。

ただし、「皇王日嗣」が間違いではない。この伝承は「勝った側の伝承」。

つまり、その後のことに辻褄を合わせた結果であった。

ここに訂正する。

「九州の邪馬台国」は「日向の西都原」であり、「朝倉(亜麻氐良須)」はその後の第十二代景行天皇の御代の都であった。

結局、「邪馬台国」は九州に。「卑弥呼」は「纏向」に。

そして「姫姓」と「羌姓」が。

「邪馬台国」には「卑弥呼」はいなかった。

「邪馬台国」は九州の「日向の西都原」に。

「卑弥呼」は近畿の「大和の纏向」に。

「台与」は九州の「豊の宇佐(兎さ)」から近畿の「大和の纏向」に。

それでややこしいことに。

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孝霊天皇は大和から吉備に逃亡。

出雲の勢力下にあった吉備(温羅)と戦いに。

その戦いに勝った子の吉備津彦が「桃太郎」に。

大和に残った孝元天皇は開化天皇に禅譲。

崇神天皇は垂仁天皇にとっては、吉備津彦にとっての孝霊天皇のような存在。

または若吉備津彦にとっての大吉備津彦のような存在。

自分ではなく父が大和を制したことに。

ここに本当の神武東征がなったのであった。

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