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6回のカウンセリングを終えて

今日はカウンセリング最終回でした。

今日はわたしが感じている課題について

“仕事の中で後輩から意見されてムッとしてしまうことがある(とっても仲が良いのに!)“
“議論についていけないと、自分の能力が足りないからだと引け目を感じてしまう“
“海外の人とのテレカンで、間違うのが怖くて機会自体を避けてしまうことがある“

などなど、相談した。


こんな私にOさんが声をかけてくれたのは、まずは『自分のできないところばかりに目を向けていませんか?』という言葉。

例えば、わからないから焦るということは、「わかりたい」という気持ちが私の中にあるという証拠。そしてそれは必ずしもみんな抱く気持ちではなくて、諦めてしまう人だっている。なので、まずはその「わかりたいんだ!」という気持ち=前に進む原動力を持ってる自分を認めよう、と励ましてもらった。

また、『わからないこと聞ける相手がいるなら聞いてみては?』、というアドバイスも頂いたのだけど、“こんなこと今更聞いて、呆れられないかな“、という心配をして、プライドが邪魔して聞けない自分がいる。それに加えて、仕事では『まずは自分で考え、整理するように』とフィードバックで言われたことから、聞いて解決しようということ自体が、“してはいけないこと“・・までは行かずとも、“あまりしちゃいけないこと“としてなんとなく自分の頭にインプットされてしまっていた。
でも、十分な情報や知識がない場合、考えようにも整理しようにも、どこから手をつけていいかわからないのは当然のことだと、話すうちに気づかされた。
確かに後輩を見ていると、「それくらい自分で考えて判断できるでしょ」と思うことがあるが、それは今の自分がそれをできるようになっているということの裏返しでもあるわけだ。さらに、振り返れば確かに私も「年次1年目の時は、もっと分かってなかったな〜」と思うことばかり。

それに気持ちが楽になった一言は、「そもそも理解しようという姿勢を見せてる人に対して、それを馬鹿にしたり咎めるようなことを言ってくる人は、『こっちから願い下げです!』くらいのスタンスでいいよ」、と言われたこと(笑)


海外の人とのコミュニケーションで、英語力が足りずに間違うのが怖くて発言できない・・・というのも、実は語学力の問題ではなくて、それよりもむしろ相手との相性との問題なのではないか、と気づけたり。日本人でも、話すのが緊張する人や萎縮してしまう人の前では、自分の意見をいいづらい。 一方で、使える言葉のボキャブラリーは圧倒的に少ないはずなのに、心で繋がってると感じられる海外の友人がいる。

私が抱いていた不安・恐れは“英語を満足に話せない自分が見下されてるんじゃないか“ということだった。『確かにそういう人はいるし、その不安通りになるケースもある。そういう人はむしろ避けた方が正解で、でもそうじゃない人もいるわけだから、そういう人にはどんどん聞いていい』、とOさんに背中を押してもらった。



できない自分を責めてばかりの自分
“べき論“に囚われている自分

そんな自分に対し、“いや、こういう風に私には見えますよ“、“そういう風に考えられる○○さんはとっても素敵ですよ“と励まし、客観的な意見を伝えてくれたOさん。
プロのカウンセラーだなと感じるのは、そういう色んな見方をフラットに伝えてくれるところかもしれない。それにいろ〜んな人と話されてきているだろうから、その言葉に対する信頼感もある。(嘘、大袈裟じゃない、っていうこと)


Oさんと始まったカウンセリング、計6回。始めは「キャリアに関する悩み」ということでスタートしたけど、柔軟にその時々のわたしの悩みを聞いてくれて、安心感を感じながら毎回のセッションを過ごすことができた。

今回利用したのは、会社の福利厚生の一環で無料で利用できるカウンセリング制度。だからこんなに継続して続けることができたというのはある。普通に自分で探して利用するとなると、cotreeやうららか相談室は5000円/45分〜のよう。
前半は1〜2週間ごとにセッションを受けてたけど、後半は1か月に1度の頻度で。
でも相性のいいカウンセラーさんに出会ったら、月5000円払う価値は十分にあると思う。

ただ、気をつけないといけないのは、カウンセラーに依存してしまうこと。
カウンセラーの言われた通りにしか動けなくなってしまうと、それはいつまでも自立ができない。
とは言え、固定の人と継続セッションが有効に働くこともあるので、そこはカウンセラーさんの判断によるよう。

産休に入るまであと1週間ちょっと。いい区切りでカウンセリングを一旦終えることができて、本当に本当によかった。

カウンセリングに対し、心理的なハードルが感じている人がいたら、そんなこと一旦置いておいて、一回使ってみて!と言いたい。プロの力は偉大です。

きっと子育てフェーズで悩むこともあるだろうから、その時はまた利用したいな〜と気軽に思ってます。

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