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フルタイム復職に怯える母

前回の日記から1ヶ月。鬼のような速さで時間はたち、四月。我が子ちゃんもついに保育園が始まった。

慣らし保育1週目を無事に終了したところの感想は、なんとも言えない気持ちで、時間を持て余してエネルギーを持て余して、心をどこに向けようかということさえも、手持ち無沙汰になるような感じで。
我が子ちゃんと離れるのが寂しくて涙涙の登園・・にはならなかったけど、やはりまだ心身ともに慣れていない。

この1週間は午前保育で帰ってきたので、午後はどっぷり我が子ちゃんと一緒。これまで通りの過ごし方だと、午後は買い物や集いの広場に行ったりしてママ友とおしゃべりしたりして気分転換していた。同じように過ごせばいいじゃないか、という気もするのだけど、慣れない保育園生活で疲れた我が子を連れ出すのもなんとなく可哀想な気がする。そういう思いながらも家に籠りっきりはネタが切れちゃうんだよな〜、と集いの広場に行きたくなる。


「我が子ちゃんが保育園に行ってる間好きなことができる!やったー!」と思っていたわたし。でも、この数ヶ月で子供を中心とした生活、人間関係を築いてきた母にとっては、ママ友達とおしゃべりしたり遊んだりするのが何よりも息抜きになっていたんだな、楽しかったんだな、と気づいた。
これまで、散々、自分一人の時間や行動が制限されることに嘆いていたけど(今ももちろんそう思うことはあるが)、我が子ちゃんがいないと寂しいもんだな、と思った。我が子ちゃんを中心にした、人とのつながりが恋しいんだな、と思った。そして、そう思えるほどに、わたしはこっちで母親としての根を伸ばしているんだな、と褒めたくなった。



半抜け殻のようなわたしにとって、もう一つ悩んでること(?)は、夫が最近連日徹夜で仕事をしていることだ。何度言ったって直らないので諦めている。というか、家族のために頑張ってる、ということだから。それに育児も家事も相当量してくれている。本当に。

がしかし、

だからといって、徹夜までして仕事をする夫に対し感謝の気持ちでいっぱいになるようなできた妻ではない。「もっと二人でゆっくりする時間取ろうよ!」という気持ちと、「復職したら、いずれわたしもこうなるのだろうか・・・」という不安がよぎるからだ。

前回の日記のときは、「もっと真摯に泥臭く社会人やり直そうぜ!」と思っていた。それはつまり、「早朝深夜でも質の高い仕事のために、働いてやりまっせ!」という意気込みであった。でも、冷静になると、やっぱりワーママになったからとてそれができる強靭なメンタルとフィジカルを手に入れているはずもないだろう、と思うわけです。まして、今の仕事自分に向いてないなーと思ってるし(笑)わたしはここでも過度な期待を自分にしていたことに気づいた(笑)

でも、今の夫を見ていると、仕事も家事も育児も全てをきちんとやろうとするとこうならざるを得ないのかもしれない。
仮に、我が子ちゃん誕生前の生活の要素が、“仕事”、“家庭(+わたしとの時間)”、“自分の時間”だったとすると、“育児”という大きな要素がここに加わるわけだ。そりゃ一日の持ち時間で削られるところが出てくるよね、と。

じゃあ、この不満、わたしが仮に専業主婦になって家事育児を一手に担ったら解決するか?と思ったが、別にそうはならないよな、と思う。むしろ、一馬力のプレッシャーからより仕事を頑張るのではないか、とさえ思うのだ。

妻という立場で夫を見ているわたしの主観100%だけど、わたしが働こうが働かなかろうが、夫の仕事の忙しさはたいして変わらない気がする。時間ができればできたで別の仕事を入れるだけだと思う。


ということで、不満が溜まっているのだけど、このイライラの矛先?矛を収める先(=解決策)は夫に向けるより、とりあえずママ友との他愛もない会話かも〜と思ってる。とりあえずはそれで様子見。


新学期・新年度始まったばかりなのに、愚痴っぽくなって嫌んなっちゃう!でも、これも環境の変化があるから仕方がないです。新生活に慣れるまでは色々と消耗するもの。次の日記を書くときまでは、今している家事育児で手放せるものは何か明らかにさせたいな。あと、物理的に家の整理整頓も進めたい!なるべくイライラを溜めない工夫を!


本年度もどうぞよろしくお願いします。

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