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得意なことのヒントは動詞にかくれてる

『自分の強みと弱みをそれぞれ教えてください』と聞かれてスムーズに答えられる人はどのくらいいるだろう?
きっと、弱みはどんどん言えても、強みはなかなか出てこない、という人が多いんじゃないだろうか?
かくいう私もそうで。
私の強みって、答えに窮する。


『得意なことがない人はいない。ただわかってないだけ。』

敏腕マーケターの森岡毅氏が言ってた言葉。

『みんな何かしら強みを持ってる。でも他人と比べるからわからなくなるんです。』


いや、まさにそのとおりかも…!と膝を打ちました。私も他人と比べて秀でてるもの、という視点で、自分の強みや得意なことを書こうとしてきた。頭に思い浮かぶ誰かや世間と比べて、「 自分のこの能力、もしくは好きなことは平均以上だろうか?」と考えると、どれも自信がなくなって。
自分なんて大したことないなぁ…と、何も答えられなくなる。


この間自己分析的に、

  • 何が得意か/できるか

  • 何をしたいか

  • どういう環境が快適か

を書き出していた。目標というか一応ルールとして、各30個。大学ノートの行数めいっぱいに。最も難題だった「得意なこと」もなんでもいいから30個書ききること!と自分に言い聞かせて。粒感はまちまちだけど、それでもなんとか30個書ききった。


得意なことと同じように、趣味は何?と聞かれるのも私にとって同様のハードルを感じてきた。つまり、"人と比べて詳しい"とか"ものすごく時間を費やしてる"とか、なんとなくそういうプレッシャーを感じる。なので、趣味は何?という質問も、実は答えるのが難しく、恥ずかしく…。
30個書き出しワークをしてみて、好きなこと・モノは、やっぱり自分のやりたいことや、心地よい時間、できることに繋がってる気はしている。
"カフェ開拓"や、"街歩き"とかは、未知のものを探すことが好きという共通点がある。
"お菓子作り"や"ブログを書く"は創作活動という共通点。

「好きなことを仕事にしたいなぁ」というよくある発想だけど、森岡さんが言ってたので、超大事!と思ったのが『得意なことのヒントは動詞に隠れてる』ということだった。


例えば、
"【ファッション】が好き"というのは、
"【名詞】が好き" ということなので、
それを動詞で表すとどうなるか?

【コーディネートを考える】のが好きなのか
【新しいモノを見つける】のが好きなのか
【色の組み合わせを考える】のが好きなのか
【スクラップブックを作って、編集する】のが好きなのか
【自分で服を作る】のが好きなのか

名詞ではなくて、動詞で詳細化してみること。

好きなことや興味のある分野って、大体他の人にとっても人気だったりするのもあり、労働環境はブラックなこと多い。アニメ業界、アパレル、飲食…
これだけやりがいを求めたいと思ってても、働くということは、自分の肉体と精神と時間をかけてその対価をもらって、飯を食うという現実的なところはやっぱり外せない。だからブラックな業界には足を踏み入れたくないなぁ、とも思ったりする。
だからといって、安定を求めた結果、私のようになる人もいるわけで。そんな人のために、森岡さんの言葉はとても刺さる。
シンプルに、自分の強みを見つけるのに、こんなにわかりやすい助言ってあったかな、と思う。

そして私は早速、30個のリストアップした項目を見ながら、名詞を動詞化するのだけど、これもまた簡単ではないんだよなぁ…。トホホ。


まだまだ戦略的思考になれない私は、種をまいて育てるべく、今週はローフードスイーツのレッスンを受けてきます!!行動力があるのが私の良さだね、と今一つ発見👍


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