千葉県の北小金に行ってきた。

目的は、グルメバーガーだ。

北小金は江戸時代頃から水戸街道の宿場町として栄えた町であるらしい。かなり先まで見渡せる一本道（小金宿通り）を松戸のほうに向かって南下していく。建物はすっかり様変わりしたが、なんとなく宿場町であった頃の面影は残っている。

途中で立ち寄った東漸寺。

門をくぐると、一気に空気が変わる。静かで自然豊かな参道。木々の合間からこぼれる日の明かり。境内にある幼稚園からは楽しそうな子どもの声が聞こえる。心が穏やかになるとはこのことか。

この日の始まりとしては、最高の出だし。ハンバーガーを食べる前に心を整え、ふたたび目的地まで歩く。

今回、お邪魔した「R’s」は最寄駅から徒歩30分。

ぼくらは気候も良かったので歩いたのだが、バスやタクシー、車を利用したほうがいいかもしれない。

お店に着くと、すでに4組ほど待っていた。近くにあるベンチに座りながら、呼ばれるのを待つ。

店内はアメリカ雑貨に溢れていて、この雑然とした感じがいやおうなくハンバーガーへの期待を高める。

頼んだのは、ベーコンバーガー（1250円）

ランチプレートは、ハンバーガーもしくはサンドウィッチを選び、次にサラダかスープかポテトを選ぶ。そこに飲み物もついて、1250円なのでお安い。

来ました、ドーン。

映える。

一口目の衝撃がすごい。

分厚い「これぞ肉！」というパテ。みずみずしいレタスとトマト。香ばしいベーコン。レタスの下にあるバンズはこんがり焼けていて、「さくっさくっ」という食感が楽しい。それにポテトまで美味しいと来たら、まったく隙がない。

ため息がでるほどおいしい。

数量限定の国産牛のメニューもあるので、いつかまた食べにいきたい。

お腹を満たしたあとは、ふたたび歩く。

「21世紀の森と広場」

うっそうとした森が広がっている。東京に住んでいると自然のなかを歩くことがないので、ものすごく癒された。森林浴によってもたらされる癒し効果は、たぶん森林浴でしか満たされない。リフレッシュ。

もっと自然と触れ合わないといけないなと思いながら、帰宅の途に。

この日はやたら歩いていて、アプリを見たら13キロも歩いていた。歩数にして24847歩。どうりで足が張っている。けど、嫌な疲れではない。

彼岸花がキレイに咲いていました。