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「七つ屋志のぶの宝石匣2」を読んだ中二女子の感想

前回に引き続き、「七つ屋志のぶの宝石匣」をご紹介していきたいと思います。

今回は2巻の感想です!

3巻まではこのまま「七つ屋志のぶの宝石匣」シリーズのレビューをしていきますので皆様、お付き合いください。

いやぁ面白かったです。今回も。

登場人物のキャラクターが立っているだけじゃなくて、内容もしっかり面白い。

全て志のぶちゃんの能力で解決しているわけでもなくて、沢山の人の感情が絡まってこのエピソードになっているんだなって思います。

小説版があっても絶対面白いですよ。欲しいです。

前回でちらっと出てきていた「鷹さん」は志のぶちゃんの能力を信じてくれるのが嬉しいです。

優しくて面白いですし、志のぶちゃんを任せたいのは鷹さんですね。

顕ちゃんにはない余裕がある。

顕ちゃんも一巻よりは志のぶちゃんを信じてくれるようになりましたが志のぶちゃんより大分年上なのですからもう少し余裕を持って接してくれてもいいと思うんですよ。


はい。そして宝石の話です。

出てきましたよ、パライバトルマリン。

宝石の本を読んでいてパライバトルマリンって何?と混乱したものです。

知っている前提で出てきたものですから、もう大変。

トルマリンの章で詳しい説明を読むまで私の頭には?が浮かんでいました。

こっちを先に読めば良かった・・・。

巻末「2巻に登場する宝石リスト」には写真もしっかり載っていました。

本当にこのリスト便利です。

パライバトルマリン、調べようと思って忘れていたんですよね。写真でも初めて見ました。

それから、トルマリンが出てくるお話のところで、顕ちゃんが「テリがいい」って言っているんですよ。

宝石を鑑定するときってこういうところも見るんだな~と思って、面白かったです。

真珠の話も心に残っていて、知らないことが沢山書いてありました。

マンガに専門的な(私が知らないだけかも知れませんが)知識が入っていても面白くできるものなんですね。


「あとがき」のエピソードには驚きました。

あまり売れない漫画家時代に質屋さんに行っていたという作者の二ノ宮知子さん。

のだめカンタービレの作者なんですね。

めっちゃ売れているじゃないですか。

そしてその質屋の体験も作品に昇華させる二ノ宮さん。格好いいです。




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