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「アラガネの子1」を読んだ中二女子の感想

めちゃくちゃ面白かったです。

鉱物、というか、なんというか。

宝石の力で戦う感じの。

鉱物の特性もちょこちょこ出てくるので勉強にもなります。

でもそれよりも何よりも、ストーリーが面白すぎるんですよ。

こんなマンガがあったとは。世界はまだまだ知らないことで溢れています。

南極石、久しぶりに見ました。

確か最初の方に読んだ本で出てきたのですが、それ以降あんまり載っていなかったんですよね。

主人公、灰が家を離れるときに師匠となった朱星が南極石で防犯対策をするんですよ。

で、それがちょっと嬉しかったです。

それから、ここに出てきたお気に入りの鉱物は輝安鉱とかですかね。

敵方の能力ですけれど。

味方・・・というか、朱星が使う能力はルビーから火を出したり、アクアマリンから水を出したりという。

まぁ有り得ない能力ではあるのですが、それがすごく格好良いんですよ。

ここから読み進めていくと、ルビーとかダイアモンドとか、ハマるかもしれないです。

個人的にはダイアモンドの良さはよくわからないんですけどね。

炭素だけでできているっていう面白さとモース硬度が高くて傷つきにくいから宝石としての価値が高いということを理解してはいるのですが、透明な石の良さがわからない・・・。

でも主人公の能力になりそうな感じですし、絶対格好いいでしょうし。

それが楽しみです。

主人公の灰、自分では「特別じゃない」みたいに言っていますが、宝石の力を引き出す才能はずば抜けているんですよ。

だから、羨ましくもあるんです。

でもそれ以前に、家族思いで真っ直ぐに頑張るいい子です。

こういう子が選ばれるんだろうなぁというThe・主人公。

その灰が師匠となる(実は凄い鉱石職人の)朱星と出会って成長していく・・・という、王道少年マンガのストーリー。

真っ直ぐで、真剣で。格好いいんですよねぇ。

本当に大好きです。

主人公の灰はもちろんですが、朱星にも主人公っぽさがあるんですよ。

真っ直ぐで、格好良くて、抜けてる一面もあって。

そして何やら秘密もありそうです。

個人的には、「とんがり帽子のアトリエ」に出てくるキーフリー先生にも似ているなぁと思っています。

世界観も面白いですし、敵の秘密も気になる。

早く2巻を読みたくなるマンガでした。

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