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「七つ屋志のぶの宝石匣4」を読んだ中二女子の感想

今回は「宝石」というよりは、宝石にまつわる人々の物語が面白い巻でした。

Story.13の真弓さんとかStory.14のサファイアの「願掛け」。

北上君がすごいということかもしませんが・・・宝石にはいろいろな思いが籠っているんですね。

や~。真弓さん好きだわ~。

北上さんのファンというわけでもないところも好きですし、北上さんの「うちの宝石をずっと大事にしてくれている」というセリフも好きです。

私の脳内で志のぶちゃんの力を信じない人、から宝石が本当に好きな人にランクアップしましたよ。

「顕ちゃん」よびから北上さん(君)に変わるくらい感動する、いいお話でした。

サファイアのお話も・・・。

自分でサファイアを「願掛け」で買うといっても、そこまで集められるものなんですかね?

やっぱりさすが銀座の話ということなのか・・・。

摂子ちゃんのピンクダイヤの話で気づくべきでしたかね。

サファイアを預かりにしたのは志のぶちゃんのアドバイスだったんですか。

とはいえ顕ちゃんもお手柄です。

志のぶちゃんの力、宝石を通して人の気をみるというだけあって人を動かす力もあるんですね。

やっぱりすごいなぁ・・・。

今回出てきた宝石はピンクサファイアにサファイア、ダイアなど「デンドリティックアゲート」以外は有名な宝石で、私も知っている宝石でしたがストーリーが面白い巻でした。

「デンドリティックアゲート」。

植物のような内包物は水に溶け込んだ金属イオンが石の割れ目に侵入し微細な粒となって沈殿したもの

だそうですが、杉の葉のようなインクルージョンで素敵ですねぇ・・・。

レトロな風合いがあって、ジュエリーなら着物にも合いそうです。

大正時代のポスターに出てくる感じのモダンな柄の着物に合わせてつけている方を見てみたくなりました。

なんだか不穏なStory.16ですが、デンドリティックアゲートは素敵です。

しかし、どうなっているんでしょうか。

「今更中を探ろうなんて」?

赤い石関連はなかなか大変そうです。




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