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「地球の履歴書」を読んだ中三女子の感想

海底調査の歴史、南極のこと、塩のこと・・・。

と、読みごたえがある地学の本です。

なんか、地球って動くんだな~って。

人間が騒いでいるような地震や台風でも、地球の規模や宇宙の規模から見たら全然へなちょこなことなんだなって思いました。

だからこそ、というか、この地球に人間が生きていることがすごく不思議に思えるんですよね。

地球に人間が生きていることが不思議、というのを詳しく書きますと、地球って宇宙から見ると小さい星に過ぎないじゃないですか。

そんな小さな星に生命がしがみついて生きてる。

これってすごいことだなぁって。

本当、小さな星の小さな奇跡。

話が変わりますが、地球って電磁石らしいです。

鉄でできた核の周りをマグマが動いているから・・・どうのこうの。

だから磁気が逆転したり弱まったり、色々するんですって。

すごくスッキリしました。

電気の力と磁石の力は一緒なんだよって言われた時くらい納得したんですよ。

こんな感じで、ちょっと難しいけど納得できる面白い知識がたくさん載っています。

磁石の化石とか南極点が動く話とか、よくわからない部分もあったんですけどね。

ただ、その辺は、まだ学校でも基礎知識を習っていないからかな~とも思います。

電磁石についても含め、学校の勉強の大切さがわかります・・・。

これを読んで、科学って面白いなぁと思ったんですよ。

新しい説を認めなかったり等々、人間くさいところはありますが、「こうだからこう」という因果関係がはっきりしていますし。

文学とはまた違った、面白さがあるな、と。

地球の動きが文化にも影響を与えていて、なんか、もう、すごいなぁと思いました。

でもそれ以前に、地学学者ってそんなところまで網羅しているものなのか・・・。

地学と繋げて考えたら、歴史の勉強も面白くなるものなのかな?

見た目は取っつきにくい本ですが、意外とわかりやすいですし面白かったです。

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