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悩んだら原点回帰

悩んで迷走している時、問題が生じた時は目の前の事象に踊らされている状態です。その奥にある本質的問題、課題を見極め、それに対して向き合わねば解決に至りません。

問題の本質を見極めて対処したらあっという間に全てが解決する訳ではないのですが、確実に解決に向かいます。無論、その過程で紆余曲折することは起こりますが、粘り強く続けることで解決には向かいます。

しかし、多くは一度の躓きでやめてしまうのです。やはりダメだったと。一度目でうまくいくことなどほぼないのですから、これがダメなら次、それでもダメならまた次とスピーディに修正していけば良いのです。

また、他人(組織の場合は部下)に責任を転嫁する責任者の場合は解決に時間を要します。解決できず拗れることが多いのですが、責任者を変えたら3-6ヶ月で改善したというのはよくあることです。

責任者の交代については、最高責任者が組織運営を優先するか、私的感情を優先するかで結果も変わります。前者なら改善に向かい、後者なら悪化します。
これができるか否かが最高責任者の資質の一つです。できない人が最高責任者の場合は、組織自体が衰退もしくは破綻に向かってしまうので、一日も早い最高責任者の交代が必要になるでしょう。

残念なことに"サラリーマン責任者"の場合はまずできません。多数決を優先したり、"嫌われたくない"という意識が強いからです。責任を取りたくないという保身意識もあるのでしょうが、それが一番無責任なことでもあり、責任者の任にあらずということです。

サラリーマンと違いプロフェッショナルもしくは起業家はやらねば組織が崩壊、破綻することがわかっているため、やるべきことをやります。常に原点に立ち返り、何をしなければいけないかを自問自答し、日々判断を下しているからです。

原点回帰自体は、慣れれば誰でもできることです。やるかどうかだけの話でもあるため、まずはやってみて、続けてみることが重要です。

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著者:原田光久(ひかりば 代表 / コミュニケーション・プランナー) ●社会問題解決アドバイザー、新規事業開発・地域創生・経営支援 ●行政・教育機関・民間企業で研修・講演・IT推進をサポート ●連絡先:harada@hikariba.com