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視点

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視点を変えることでちがうものが見える。スピリチュアルは視点の転換。 宇宙の視点からわたしを見る。あなたを見る。
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記事一覧

物語を生きるわたしたちは、語ることをやめてはいけない。

 言葉はそのまま、世界じゃないか。と思ったことがある。わたしたちは言葉で思考する。望む未来を考えるとき、過去の自分を振り返るとき、頭の中では言葉が鳴り響く。もちろんヴィジョンという場合もあると思うけれど、やっぱりわたしたちを構成するもののほとんどは言葉なのだと思う。ニュースやSNSを見て、言葉から影響を受ける。相手が何を思っているのか言葉で教えてもらう。わたしたちの世界は言葉に取り囲まれているし、世界は言葉そのものだ。  だから、言葉で表現すること、思っていることを言葉にす

そばにあるだけで大丈夫になる物語

 先日アップしました『トキのフィルム』という小説でnoteのコンテストに参加しています。  この記事はその後書きのような感じ。一番最初に書いた小説『透明に鳴らすさよなら』を書き終えてすぐ、お風呂の中で天使のトキがわたしに話しかけてきた。わたしにはすぐに、彼が次の物語のキャラクターであることがわかった。天使のトキはカメラを持って、さまざまなイメージを切り取る。わたしは、自分の頭の中を出し切ったあとに知らない場所からぽんとやってくるアイデアが好きだ。それはわたしの頭の中の記憶や

タロットカードが当たるのはすごいことなのでしょうか。

 誰かに対してタロットカードを読んでいると、よく「すごい!当たってる!」と言われることがあって、そのたびわたしはなにか喉の詰まりのようなものを感じる。当たっているというのは主観だし、当たっていることはすごくないよ、と伝えたくなる。でも、それを話すには少し時間がかかるので記事として書いてみる。見えないものや、知らないことを言い当てることはすごいことなのだろうか。たしかにわたしが知らないことを言い当てれば自分の言うことを信じてもらいやすくなるだろうし、悪い言い方をすれば洗脳しやす

詩はどこからどうやってやってくるのか

 唐突に今まで書いた詩を読み返していた。雨の中、静かな言葉を書いてみたいと思いキーボードを叩き始めたら、雨が降った地面のように詩が浮かび上がってくる。確かに詩とはそういう言葉だ。薄い膜のような、レースのカーテンのような、存在するけど存在しない、通り過ぎる実態のないもの。重なっているもうひとつの世界の生き物。それが詩になってこちらの世界に現れている。  ときどきこうして詩がやってくる。わたしはいつも、自分自身の言葉を新鮮に読む。書いた時のわたしと読む時のわたしはちがうわたしだ

わたしと宇宙は鏡に写る鏡

 気がついたら眠ってしまう。今日は不動宮(牡牛座・獅子座・さそり座・水瓶座)でグランドクロスが起こっているそうだ。気圧が下がったり、地震や台風がきたり、ホロスコープで強い配置になったり、そういう影響を受けやすいと感じる人は多いと思う。しかし本来は目の前の相手も、天気も、世界も、学校も、社会も、宇宙も、自分と自分の関係の拡大版みたいに見てみるといい。  体の中はそのまま宇宙そのもので、つまり、わたしたちは外からの影響を受けているのではなく同時に発生しているということだ。鏡に映

なにも書きたいことがないです。

 今、なにも書きたいことがないです。人間には言葉が溢れる時期と、なにも起こらない時期と、インプットの時期と、交流の時期と、色々な時期があるような気がしています。最近やっとまた本を読み始めたくらいで、言葉を話すことや書くことは、自分で思っていたよりも体力を使うのだということがわかりました。別に悲しいわけでも、弱っているわけでもないのだけれど、なんとなく言葉を綴ろうという気持ちになれないという感じがずっとずっと続いている。  でも、わたしは今もこうして文章を書いています。体の中

アカシックレコードが新しくなった!(気がする!)

 今朝、ベッドの中でアカシックリーディングをしていて、ひとつの質問に繰り返し取り組んでいた。しかし、何度やっても眠ってしまう。何度やっても気づけば他の思考に巻き込まれている。これは眠たいからダメなんだと思い、また目をさましてからやってみようと考えていた。わたしはほとんど夢の中にいたのかもしれない。とにかくいつものアカシックリーディングができずにいた。  途中まで進んでも「エラーです。」と弾かれる感覚。そしてふと、「アカシックレコードがリニューアルされました」という感じが全身

【言葉の魔法使い】伝えることが上手な人

 説明や言葉、伝えることが上手い人は、言葉が正確に表現出来ないことを知っている人。  言葉に頼りすぎない人。  言葉にした瞬間に変わってしまうことを知っている人。  その上で少しでも繊細に伝えるための語彙をたくさん持っておく。たとえば「黄色」という言葉は、多少のちがいはあってもだいたいの人が同じ認識で使えていると思う。でも、「正しさ」「犠牲」「大切」「理解」という言葉は?もっと言えば「たましい」とか「エネルギー」とか「ワンネス」とか、そういう言葉を、誰も正確に説明出来

変化することVS飽きること

 今日は最近のおひつじ座パワーを感じながら考えたことを少し。昨夜は冥王星が水瓶座に入り、その瞬間はわたしは前回の「魔女修行の習い事」の記事を書いていた。色々なことが動き始める。その一役を、おひつじ座が担っているのを感じる。夜には本質に問題提起をするような思考がぐるぐると渦巻いて、メモをしながら眠れなくなった。生きている間に自分の太陽星座に冥王星がやってくる機会がある人は少ない。わたしはこの機会を得ていることの意味を考えたり、考えなかったりしながらちょっとだけ祝福の気持ちでいる

12星座別★水瓶座からのラブレター

 わたしの太陽星座は水瓶座で、よく視点の話をする。占星術家のみなさんもそれぞれご自身のホロスコープがあって、言葉の使い方も様々。彼らから見るサインはやはり偏っていて、魚座っぽく表現されたり、牡牛座っぽく表現されたりしている。だからわたしたちにはお気に入りの占星術家がいる。それが万人ウケしている人もいれば、少数だけれど深く響いている人もいる。  わたしは水瓶座の視点で世界を見ている。もちろん、それすらも超えた全惑星の意識というものもある。でも、わたしは水瓶座の眼鏡を通して物事

はじまるということ。無知だから行動できる。

 これからたくさんの記事を書きたいなとぼんやり考えたけれど、たぶん動かないままではなにも出てこない。これは、ネタを探すために行動しようという意味ではない。体を動かしていれば、なにかしらアイディアがやってくるということだ。数十分散歩するだけで、頭の中がずいぶんと変わる。詩を書くとき、紙とペンを使って書きたくなることがある。音を聴き、声を出して手先をつかいながら書いていく。五感ということもあるけれど、やはり体なんだと思う。表現は体を使う。そのことに意識的になってみると、出てくるも

運命の人(ツインレイ)と一緒に鏡を見つめる。

 本日は巷で話題のツインレイについて!以前クライアントさんにツインレイについて聞かれてリーディングしたことがあり、そのときのビジョンに 🛸生まれるときに地球に向かう宇宙船にみんなで乗っていて、ツインはうしろから見守りながらサポートしてくれている人🛸 というものがあった。何人かの魂が同じ宇宙船に乗って、ワイワイ話しながら地球に向かっている。ツインレイはみんなよりも一回りサイズが大きくて、彼女が安全に地球に入れるように見守っている。  松村潔さんの動画で「ツインレイ、トリプ

入力と出力。体を使ってアートする。

 養老孟司さんの話を初めてYouTubeで聴いて、入力と出力、アートについてほんのすこしだけ理解が進んでいる。自分のためのメモとして今日はnoteを書いてみようと思う。  内容は大変面白く、人間が勘違いしている二つの世界についてわかりやすく説明されている。「言葉にすること、表現することは物事を止めること」その一方で「人間は止まらない、人は動き続ける」のである。それなのに、最近の世界ではみんなこう考えている「私は私。昨日寝た私は今朝起きた私と同じ私である。」と。それをおかしい

お誕生日が回転する

 「33歳おめでとう」と言われて、あれ?わたし33歳だっけ、34歳だっけ・・・まあなんでもいいかと思った今日、お誕生日を迎えました。正しくは34歳になりました。今年に入ってさらに加速して、年齢とか常識とか、概念的なものが取り払われているのを感じます。「女」とか「日本人」とか「こういう性格」とか、全部そこに同一化していると思い込んでいるだけの概念で、本当はわたしは誰でもないしなんでもない。概念を引いていくような生活の中で、残っているのはきらきらしたやわらかい「しあわせ」みたいな