うえかわ聡美 |言葉|創作|ひかりの羽のクラス

宇宙の魔法と地球の言葉。テレパシー派の人たちの言葉のつかい方講座。完結後の世界。わたし…

うえかわ聡美 |言葉|創作|ひかりの羽のクラス

宇宙の魔法と地球の言葉。テレパシー派の人たちの言葉のつかい方講座。完結後の世界。わたしの学びのアーカイブ。 完結前の世界はhttps://starrynight.hatenablog.com/

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12星座別★水瓶座からのラブレター

 わたしの太陽星座は水瓶座で、よく視点の話をする。占星術家のみなさんもそれぞれご自身のホロスコープがあって、言葉の使い方も様々。彼らから見るサインはやはり偏っていて、魚座っぽく表現されたり、牡牛座っぽく表現されたりしている。だからわたしたちにはお気に入りの占星術家がいる。それが万人ウケしている人もいれば、少数だけれど深く響いている人もいる。  わたしは水瓶座の視点で世界を見ている。もちろん、それすらも超えた全惑星の意識というものもある。でも、わたしは水瓶座の眼鏡を通して物事

    • 星の読み方は物語の作り方と同じ。

       突然、ホロスコープをちゃんと学んでみようというブームがやってきた。今までも興味があったけれど、それぞれの天体やサイン、そして月光反転に関して研究するばかりで、基本的なアスペクトやハウス、度数について学ぶことはなんとなく避けてきた。というのも、わたしはネットで出てくるホロスコープチャートのハウスやアセンダントについて疑問があって、「読んでいくのはいいけれど、そもそもそのチャートに間違いがあったらどうするんだろう?」という疑問を捨てきれずにいたからだ。この問いはもう何年も続いて

      • タロットはシステムであり装置

         昨夜夜中にメモを残した。そこには「タロットはシステムであり装置」と書いてある。タロットをスプレッドで配置するとドラえもんのタイムマシンのように体が変化し、自分が翻訳機になる。タロットカードは宇宙人が地球を脱出するために作ったものだと松村潔さんが言っていた。そのことがずっと頭に残っている。人間は未来や現在の状況を占うためにタロットカードを使うけれど、それは本当に正しい使い方だろうか。宇宙人が作ったとすれば用途は全く違うものになる。人間が無理やり意味を当てはめ、対応させているな

        • 自分の拠り所を自分自身にできたらいいな。

           甘えたくなった時、寂しい時、誰かに話を聞いてもらいたいとき。その一番の相棒が自分自身であったら、いつでもどこでも安心していられる。これは本当のことであり、わたしたち人間がわざわざしないでいることでもある。わたしたちは分離して、別々の人になった。だから、気を使ったり、気を使われたりしながらコミニュケーションをとる。弱気になった時、ふと誰かの顔が浮かぶ。それはいつも同じ人ではないかもしれない。ただの気分や、感覚や、記憶によってその誰かは浮かび上がってくる。わたしはそれを解決した

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        12星座別★水瓶座からのラブレター

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        • ひかりの羽のクラス
          15本
        • 魔女の参考文献♒︎
          6本
        • 愛し愛される美しい人生を望む女の子の日記
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        • 物語『トキのフィルム』
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        • みなも製作日記
          1本

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          脳の「楽」をえらばず、体の「快」を選べ。

           気がつけば、去年までのだるさと重さが消えている。去年は目が覚めた時からだるくて、体が動かなくて、早く眠りたいと思っていた。エナジードリンク(といっても自然のやつ)を飲んで体を持ち上げる。効き目が切れるとまた泥のように眠る。起きていて、活動していても、ずっとずっと眠たい。それが当たり前になっていて、生きていても死んでいてもあんまり変わらないなとか思いながら、でも、なんとなく楽観的で、そんなもんだろうと思うようにしていた。  最近そのだる重さが消えて、ちゃんと起きて、ちゃんと

          脳の「楽」をえらばず、体の「快」を選べ。

          言葉以外の表現方法。魂の化学反応。

           わ!世界は自分で作っているじゃないか!  今までずっと言い続けていることなのに、自分では知っているつもりだったのに、突然そんな風に、また一層深い場所で、自覚してしまった。特別なことが起こったわけでもないし、セッションを受けたわけでもない。ただわたしの望みがふわっと浮上してくる感覚と共に、今目の前にある世界は全てわたしが作っているのだとぼんやりわかってしまっただけだ。  わたしは、パートナーと一緒に創作をしたり新しいものを作っている人に憧れる。もちろん恋愛の相手ではない人

          言葉以外の表現方法。魂の化学反応。

          天使のカードからの伝言

           最近ブログを書こうと思ってはページを開き、少し書いてはやめてしまう。今日は自分で書いた記事をいくつか読みながらふむふむと関心し、最近出会った素敵なブログたちをペラペラと読み歩いていた。友だちに頼まれてタロットカードを読んだ。仕事での選択に関しての質問だったのだけど、気楽にリーディングをしているだけのわたしからすると「タロットって本当に可愛いし面白いな」と改めて感じることができてありがたかった。なので今日の記事はカードに導かれることを書いていこうと思う。今月の予報とか、メッセ

          誕生日に抜けた話と『クララとお日さま』

           思い返せば、とても沈み込んだ二ヶ月を過ごしていた。自分ではその自覚はなかったけれど、抜けてみるとわたしは長いトンネルの中にいたのだと気がつく。昨日は誕生日で、その数日前からハッピーが溢れていた。体調がいいし、わたしが「こうなりたい」と思っていた思考ができるようになってきた。誕生日前に陰が極まるのは毎年のことなのに、それでもいつも忘れて落ち込んでいる。整体の先生に「誕生日は体の中心に中心がくる」と教えてもらった。リセットされゼロになって、また始まっていくエネルギーを感じる。女

          誕生日に抜けた話と『クララとお日さま』

          物語を生きるわたしたちは、語ることをやめてはいけない。

           言葉はそのまま、世界じゃないか。と思ったことがある。わたしたちは言葉で思考する。望む未来を考えるとき、過去の自分を振り返るとき、頭の中では言葉が鳴り響く。もちろんヴィジョンという場合もあると思うけれど、やっぱりわたしたちを構成するもののほとんどは言葉なのだと思う。ニュースやSNSを見て、言葉から影響を受ける。相手が何を思っているのか言葉で教えてもらう。わたしたちの世界は言葉に取り囲まれているし、世界は言葉そのものだ。  だから、言葉で表現すること、思っていることを言葉にす

          物語を生きるわたしたちは、語ることをやめてはいけない。

          愛がわからないっていう永遠の気持ち

           わたしが、みんなが、欲しいと思っているのは、どんな愛だろう。愛と聞いてもぴんと来るものがないという人も多いかもしれない。実際、わたしは考えても考えても、「正しい」愛にたどり着いたことがないように思う。「地球に存在しないものは対義語がない」と聞いたことがある。愛の対義語は一体なんだろうか。憎しみ?それとも無関心?そのどちらも、限定的な愛への対義語であって、わたしが話したい愛とは異なっているように思う。  例えば、相手が結婚を約束してくれたらとか、お金があったら、優しくしてく

          愛がわからないっていう永遠の気持ち

          手紙の言葉には体温がある。初めてのリルケ。

           本との出会いは、人との出会いに似ている。ふと立ち寄った場所で見つけたり、見つかったり、誰かに紹介されたり、読んでいる本の中で引用されていたり。実際に話してみてつまらないこともあれば、運命の人みたいに意気投合することもある。その確率とか、ときめきとか、がっかりとか全部、本との出会いは人との出会いにそっくりだ。  11月はリルケの名前を目にすることが多かった。具体的には若松英輔さんの著作を何冊か読んでいる中で多数引用されていた。先日友だちと一緒にお気に入りのカフェにいこうとし

          手紙の言葉には体温がある。初めてのリルケ。

          「たのしむ」ことがよくわからない

           わたしはよく本を読む。多いときには一日に三冊読むこともある。それなのに、わたしは今朝はじめて「読書ってこういうことなのかも」という体験をした。いつ、どこから読んでもたのしい吉本ばななの『王国』のページをめくりながらそんなことを考えていた。  わたしのホロスコープでは5ハウスに月があり、マドモアゼル愛さんの月欠損の理論で言えば「たのしむこと」がよくわからない。妹たちがゲームであそんでいても、友だちが面白いことを考えても、コンサートに行っても、わたしは果たしてみんなと同じよう

          そばにあるだけで大丈夫になる物語

           先日アップしました『トキのフィルム』という小説でnoteのコンテストに参加しています。  この記事はその後書きのような感じ。一番最初に書いた小説『透明に鳴らすさよなら』を書き終えてすぐ、お風呂の中で天使のトキがわたしに話しかけてきた。わたしにはすぐに、彼が次の物語のキャラクターであることがわかった。天使のトキはカメラを持って、さまざまなイメージを切り取る。わたしは、自分の頭の中を出し切ったあとに知らない場所からぽんとやってくるアイデアが好きだ。それはわたしの頭の中の記憶や

          「すごい!」の位置を変える

           前回の記事の続き&補足  「当たっているからすごい」を基準にするとメッセージが受け取れない。イメージで言えば、スタートに立っている位置が違う。わたしは本を読んだり人の話を聞いたりして、「この人の雰囲気は○○座っぽいな〜」と思うことがある。それが当たっている時もあればちがう時もある。(もちろん太陽星座だけがその人を構成する要素ではないから、「当たってる」「外れてる」で判断できるものではないのだけど)ちがう時には、わたしが感じた印象と、実際のホロスコープの差について考えてみる

          タロットカードが当たるのはすごいことなのでしょうか。

           誰かに対してタロットカードを読んでいると、よく「すごい!当たってる!」と言われることがあって、そのたびわたしはなにか喉の詰まりのようなものを感じる。当たっているというのは主観だし、当たっていることはすごくないよ、と伝えたくなる。でも、それを話すには少し時間がかかるので記事として書いてみる。見えないものや、知らないことを言い当てることはすごいことなのだろうか。たしかにわたしが知らないことを言い当てれば自分の言うことを信じてもらいやすくなるだろうし、悪い言い方をすれば洗脳しやす

          タロットカードが当たるのはすごいことなのでしょうか。

          第12章 地球ガラス玉✴︎物語 『トキのフィルム』

          12.  トキがいないことにだんだんと慣れて、その気持ちと反比例してわたしは涙を流すことが多くなった。本を読んでは泣いて、坂道を登りながら泣いて、喫茶店でもこっそり泣いて、文章を書きながらまた泣いた。そんな秋を過ごした。  涙も枯れ果てたかという頃、ボケボケしていたわたしの頭は急に「現実」を感知し始めたようで、目の前の現象が一気にリアルに見えるようになった。キラキラしていたあの人も、ふんわりと優しい雰囲気だったあのカフェも、まるで別のもののように感じてしまう。誰かと話し

          第12章 地球ガラス玉✴︎物語 『トキのフィルム』