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歌詞

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海月ひかりのオリジナル曲の歌詞を紹介!
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2018年1月の記事一覧

別れ顔

「別れ顔」 なにも言わないまま一歩先をゆくキミ 気がつけばこの距離がいつものふたりになってた 繋ぎあった手と手 ぬぐいあった涙 よかった頃のふたりを遠目にボクは後をゆく 季節がめぐるたび キミが色づくのを どこかで不安になってボクは目をそらした 言葉にしなくても伝わるふたりとか 仲間に聞かせて埋まらぬ距離をまぎらわせた 背中ばかりを向け合ってきたね 出会ったままの町と風のなかで ほんとはずっと気がついていたんだ ここからは ボクとキミ 別れ道 ボクの靴の紐がほどけてい

路形(みちなり)

「路形(みちなり)」 悔し涙が今日もまた 頬を伝い落ちて うまく(賢く)やれないもどかしさに ついに負けそうだ 信じる事はあきらめないが 信じた先に運がなくて いいやつ面して愛なんて� 俺にはまだ歌えないよ 騙し続けた心の終末は 自分探しの放浪者 心だけは騙すなよ 見栄を捨てて 胸をはれ 本当の最後には ちゃんと笑っていたい この路の上 もうずいぶん遠くまで 一人歩いてきたけれど 夢破れた優しさなんて 今さら歌えるわけないさ もうずいぶん遠くまで 流れ流れてきたけれど

私はまだ貴方の夢を見る

「私はまだ貴方の夢を見る」 抱かれても抱かれても 私はまだ貴方の夢を見る 幾千の夜の果ても 私は貴方のぬくもり 焦がれて泣いている 横顔 照らす 朝の光 大きな手のひら 髪をなでて 「おはよう」より先に キスをして 眠りより優しい時間(とき)をくれた あれからいくつか恋をしたわ 熱く抱かれた夜もあった それでも朝には貴方のことを 思い出だしてひとり抜けるベッド 抱かれても抱かれても 私はまだ貴方の夢を見る 幾千の夜の果ても 私は貴方のぬくもり 焦がれて泣いている 偶

赤い蕾

『赤い蕾』 怖くて眠れないでも声は届かない夜には 貴方の残り香にすがる つまびく指先 眼鏡と笑い皺 なぐさめるように私を呼ぶ声 Yeah 都会が濡れく色さえも感じない 季節は貴方のぬくもりを詠う 誰にもうばえない あの夜を想えば  痛みも罪も甘く香ってしまうの 貴方の花になれなくていい やさしい瞳にうつればいい これは罪の花 咲かせてはいけない赤い蕾 ほしがれば ほしがるほど ただの遠い春 なぜに罪の花 咲かずとも漂う甘い香り 目に見えぬ刺に痛んでもまだ 貴方に会い