埼玉県ふじみ野市にある cafe&gift D and D のオーナーパティシエである佐谷光冬ちゃん。
年齢的にはまだ若いと言われる世代ですが、自分で店を構え、4年が経とうとしています。
D and D のDは　daddy と daughter からとったD。
お父さんと光冬ちゃんの2人で切り盛りしています。

そんな光冬ちゃんが
昨年、2022年の9月から「おむすびを習いたい。むすべるようになったらお店で朝ごはんをやりたい！」と伝道師の受講を決めました。

心がほどけるおむすび伝道師講座は
レッスンという方法で伝え手として活動する方もいらっしゃるし

自分のお店でおむすびを提供したいから修行したい、という方もいらっしゃいます。

光冬ちゃんは後者でした。

とはいえ
心がほどけるおむすびをむすべるようになることを通して
自分の中にある「本当」と向き合い、顕在化し、それが本当に「本当なのか」を吟味しながら、不要なものは削ぎ落としていく。
本当に大事にしたいことだけを掌に残すかのように、ひとつひとつ救い上げ、丁寧に見つめ、不要なら手放す、ということもします。

自分の中を見つめ向き合いながらも
それを場（お店）にも浸透させる。

さらに「むすぶ」を体得することも並行して学びます。

心がほどけるおむすびはとにかくむすぶことで体得していきます。
知識や手技でむすぶものではありません。

呼吸、エネルギーの通り道、佇まい、在り方、そして自分の思考の癖。
だから手を動かしてナンボ、になってきます。

練習していないとすぐわかっちゃう。
伝道師講座は3週間おきにレッスンがあるので、時間があまりあかない分、すぐにバレます。笑

「むすぶ」がカラダと技術の両面から分かってきてから
「オリジナル」を生んでいきます。

この半年間、自分のこと、自分のお店、ビジネスパートナーであるお父さんとのこと、たくさんたくさんありました。

しかもこの半年は
ケーキ屋さんの超繁忙期であるクリスマスとバレンタインと重なっていて。

本当に本当によく踏ん張ったと思います。

葛藤もあったと思うし、パンクしそうなこともたくさんあったでしょうに、泣いても弱音は吐かず、でも感情を素直に表現しながら、本当によくやったと思います。
練習もたくさんしたよね。

だからですよね。

今日はいつも来てくださる常連さんに朝ごはんを試食して頂く、という卒業試験でした。

目の前にした途端、よろこぶお客様。

食べて喜ぶお客様。

食べ終わってもニコニコしているお客様。

「すごいよ」「もう素晴らしい」「本当においしい」

そんな声ばかりがおやすみの店内に賑やかに響いていました。

印象的だったのは
みなさんが
「そんなにたくさんある感じしないのに、すごく満たされた〜」とおっしゃっていたこと。

手をかける、という本質に添っている食事は
たくさん食べなくても満たされるんですよね。

朝から満ち満ちで幸せ！ともおっしゃって頂き
わたしまで嬉しかったです。

お店の雰囲氣もね
9月の頃からすこし変わったようにわたしは感じているんです。
「本当の大事」を自覚し、それ以外は手放し、本当に表現したいことを表現すること。していること。
それがまたお客様を満たすことにもつながってもいるんじゃないかなと感じました。

わざわざ朝から試食にきてくださること。
率直に感想を述べてくださること。
応援してるよ、と伝えてくださること。

美冬ちゃん、愛されてるなぁとこちらがじんわり。
そんな景色を見せてもらったらもちろん「卒業決定」です！

そんなわけで
cafe&gift D and Dでは
4月から月に1回、朝ごはんが食べれるようになります！

詳細はcafe&gift D and Dのinstaのストーリーズとかで告知かな。

記念すべき初回は4月5日（水）です。
7：00にはオープンしているかと！

そしておまけの告知。
同じ日の夕方からBARもオープン。
なんと、わたしも立ちます。笑
完全にお遊びですな。（めっちゃ楽しい遊び！！）

おいしいお酒、お野菜のおつまみ、シメのおむすび、ご用意しますよ。

朝ごはんも、BARも、テイクアウトできますので寄ってくださいね。

Cafe and gift DandD
埼玉県ふじみ野市苗間５８５−１１４

お待ちしています！

▼伝道師講座の様子はこちらから
心がほどけるおむすびで大切にしていることがお分かり頂けたら嬉しいです