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物語が始まる前の物語②

初めて挑んだポートレート撮影

カメラマンさんといろんな話をしながらいろんな事を教えて貰って…何より楽しかったのを覚えている。そして撮影終わりに…カメラマンさんからめっちゃ褒められた。"初めてとは思えなかった。これからも続けて欲しい。絶対に向いてるよ"って言われた。

実はこの1回の撮影で終わろうと思っていた。思い出作り。1回でいいからモデルみたいな気持ちを味わいたかった。…だからカメラマンさんの言葉は半信半疑だった。だけどお世辞でもそう言われて私は嬉しかったんだ。わくわくしながら貰った写真のデータをインスタグラムに投稿した。少しながらいいねとフォロワーさんが増えた。初めて撮った写真を投稿して1日経った頃、撮影依頼のDMが何件か来た。

ずっと子育て、家事をしていた私にとって世界がガラリと変わった。淀んだ空気が、一気にキラキラと輝いて見えた。そして外に出るのが楽しくなったんだ。自分の事は後回しどころか、気にしてなかった私だったけど、これを期に気にするようになった。

少しずつ少しずつ、出産する前の元の私に戻ってきてる。そんな感覚がしたんだ。穏やかな気持ちで子供と接する事が出来るようになった。

そして1ヶ月の間に5~6件撮影依頼が入るようになった。カメラマンさんとの繋がりで企業から仕事を頂戴したり、いろんな共同の企画にも参加させてもらった。モデルとしての価値が付けられるのはとてもとても嬉しい。そしてもっと表現力を磨こうと思い、いろんな写真を見たり、鏡の前でポージングの練習をしたり、とにかくそれだけでも楽しくて仕方ない。

それから1年。県内外のカメラマンさん、スタッフさんといろんな仕事をした。たくさんの経験をさせてもらった。私の写真が好きって人が増えて、私を撮りたいってカメラマンさんが増えて、本当に光栄です。いつも感謝の気持ちでいっぱい。子供にも写真を見せて、ママ凄いね。可愛いねって言ってくれる。この子達が居たからこそ、私はモデルになれたんだ。子供達にもありがとうって思う。そしてあの頃の引きこもりだった私に言いたいね。"1人で悩まないで…"って…

…とこんな風に私はモデルになった。モデルをし始めて1年経った頃に、イチナナからスカウトされて今はイチナナモデルライバー。私はいろんな人から強いねとか、ひかりだったら大丈夫って言われる。だけどそう言われる私でも、子育ては心身共に厳しい時がある。県内外のママモデル、ママライバーさん達と話する機会も増えたんだけど…。みんな自分に自信がない人が結構多い気がする。子供が居るのにこんな活動して良いんだろうか。って…

違うよ。逆なんだよ。ママだからやって良いんだよ。暗い泥みたいなママより、輝いてるママの方が良いに決まってる。いつも家事が完璧じゃなくても、たまには気を抜いてインスタントでも良い。洗濯物も明日やればいい。ママが笑っていれば子供はそれだけで心が豊かになる。

ひとりで悩んでるママさん、パパさん達に言いたい。自信を持っていいのだ。ママもパパも本気を出せば何か出来るんだよ。私がモデルを始めた時期は他の人達より遥かに遅い。だけど何かを始める事に遅いも早いもないと思ってる。大事なのは自分の気持ちと向上心。

今ね。私の子供達が、ママは可愛いしモデルさんだし自慢だよ。ママみたいになりたい。って言ってくれる。頑張ってる姿は誰かの目に留まり、そこからまた次に繋がる。これからも自分らしさを忘れないで、活動して行きたい。子供達もなんでもいいから、夢を持ってキラキラと輝いた人生を送って欲しい。子供たちが決意した時、私は1番の応援者になりたい。

話があれや、これやになって…何が言いたいかと言うと人生って挑戦の連続なんだなと思った。リスナーさんの応援もきっと誰かの励みになっている。だから自分の応援はちっぽけなんて思わないで…!誰かを応援する人生も素晴らしいと思う。

私はいろんな人に支えられて、子育てして、モデル、ライバーになれて今の自分が1番好きなのだ。"私が好きな私"を子供たちに見せて行きたい。これから私がどんな風になるのか、私自身ですらも分からない。だけど自信を持って、感謝を忘れないように…活動していく!私を変えてくれたみんな!にふぇーでーびる!(沖縄の方言でありがとう)

そしてこのお話は一旦、ここで終わり…。

質問や悩みがあればDMまで…

ライバーになってからのお話はイチナナ物語①~④を見てね🥰

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