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2021振り返り コンテンツ(後編)

やっていくよ〜
ジャンルは
・とてもよかった展覧会/美術館
・テレビいいやんねとなったドラマ/番組
・ベストステージず(ミュージカル/舞台)
・心を支えた海外サブスク系作品
・出会ってしまった芸能人たち
・ほかコンテンツ

です。

前編はこちら

とてもよかった展覧会/美術館

振り返って心の安寧を感じたもの、ほぼ全て立体作品でした!
全然意識していなかったし、詳しくもないので驚きだ〜!

右側は撮影したもの

藤戸竹喜展/東京ステーションギャラリー

現代作家の知らない作品ーーしかも一生涯が賭された技巧と迫力が凄まじいものーーを見られるという発見の喜びと、それらが自分の中にある何かーーゴールデンカムイで詳しくなったアイヌ文化とかーーとつながる嬉しさ、それらがしっかりあってとても良かった。
展覧会21連発

「元々気になっていた」でもない、でも「いや知らないし別にいいかな」でもないラインってかなり奇跡のオーシャンで、こうして元々知らない作家との出会いをキュレーターにプロデュースしてもらえる機会って素晴らしいことだな🧸

大塚国際美術館/徳島県

3日間滞在してみて、陶板のレプリカを展示する意義がすごく分かって良かった
例えば物理的な距離と権利関係、そして金銭的な限界がある中で、本当だったら絶対に叶わない夢が具現化されていることだ。別離した作品同士の再会とか、邸宅の居間にかかっている様の再現とか、大声で話してリラックスして良い礼拝堂とか、太陽光を浴びる油彩の名画とか。
とっても素敵なところでした。教育的にも多くの児童や生徒に訪れてほしい!

彫刻の森美術館/箱根

心地よい空間だったな〜。彫像はいい。短いけど感想はここ
大塚国際といい、企画展のオタクを何年もやりすぎて逆に今度は常設展示好きマンか??

イサムノグチ発見の道/東京都美術館

結構詳しめの感想はここ
というか、常設じゃなくても好きだったやつ彫刻やん…。なんだろうここ最近、絵画より異様に心が落ち着く感じがする。読み取らなくちゃいけない正解みたいな予備知識が自分に薄いからかもな。2022年もあったら行ってみよう〜。

テレビいいやんねとなった番組・ドラマ

サブスクの動画サービスに打ち勝つのって大変よね(何目線)。

テレビドラマ「大豆田とわ子と3人の元夫」

このシーズンは「コントを止めるな」もやってたし豊作だったよねえ。
1話完結を謳う、シーズンを通しての起承転結がない新たなドラマ。お洒落なコーデとインテリア、作り込まれたサントラ、書き留めたくなる会話劇。
何よりこの「ひとりで生きたいわけじゃない」というコピーの通り、人と人が大事にしあう関係には色々な形があるというメッセージが世の中に染み込んでいけばいいなと思いました。

テレビドラマ「あいつが上手で下手が僕で」

テレビ業界が2.5次元を一番上手く料理したドラマだと思う。舞台役者だからというところで長尺のワンカットで撮影するのが素晴らしかったし、キャスティングや設定もキャッチーで推し甲斐もあったし、2期とかもぜひやってほしいです。

Eテレ「ワンルーム⭐︎ミュージック」

デスクトップミュージック(DTM)をテーマにしたヒャダインと岡崎体育の最高番組。企画からゴールデンになって1度終わったんだけど22年1月5日からまた始まったのでハピネスです!
パーソナリティのキャラクターが好きというのもあるし、ゲストの色々な才能を堪能できるし、即興15分セッションもいつも見事で、アイデアとテクニックとセンスの気持ちが良い制作過程が見れて素敵。

ベストステージず

ミュージカル「メリリー・ウィー・ロール・アロング」

名作見ておいて良かった!で賞。詳細感想はこちら
センチメンタルな時間逆行が本当に切なくて、楽曲が素晴らしい。
さすがは名作。他のクラシカルなものもやっぱり機会を見つけて観ていきたいな。

舞台「夜は短し歩けよ乙女」

舞台化大成功!で賞。詳細感想は「そこにお芝居がある限り!」から。
原作への憧憬が強いだけに舞台化への不安も大きかったけど、OPのラップナンバーから心掴まれ、舞台ならではの表現が満載で、何より小説を読んだ時のきゅるると可憐な高揚感がそのまま具現化されていて、素晴らしかった。

ミュージカル「衛生」

和製ミュージカル天晴れ!で賞。短いけど感想はこちら
曲もみんな良かったからね。再演してほしいなあ。
福原さんはあくとでも演出を見れたけど、特徴と言われているドロドロとかだけでなくすごく面白い。今回もすごくきちゃない話ではあったけども。
女性陣のカリスマ性溢れる怪演と鼻を明かされるような清々しい野望の争い。お客さんの想像力に寄りかかる塩梅がちょうどよくて、置いていかれないけど解釈の余地もあるような感じがとても良かった。

ミュージカル「マドモアゼル・モーツァルト」

予想以上に美しかったで賞。短いけど感想はこちら
原作の力にも感心するし、演出の魔法もかかってみんなハッピーな感じが幸せだった。

心を支えた海外サブスク系作品

ネットフリックスがある時代に生きていて本当に良かった。

ドラマ「モダンファミリー」

21年でNetflixから消えてしまったのでどこかのサブスクサービスで始まるのを願う敷かないのですが…始まってくれどこかで…
結婚する時祝ってくれる色々な知人友人に「家族や夫婦がテーマで好きなコンテンツがあったら教えてほしい」と聞いて回っていたうちの一つで、シーズン11までがっつり楽しんだタイトル。日常の隙間を1話20分が埋めてくれることの癒しよ。
3つの家からなる親族の日常を描いたシットコムで、ライトだけどジーンとくるものもあり。社会問題とかは啓発していくというよりは、清濁合わせのむ、庶民のリアルっぽいけど実はかなり理想で、みんなが大好きな人たちの暮らしを描いていく作品。

ミュージカル映画「チックチックブーン」

実在のミュージカル作者の半生を語ったミュージカル仕立ての映画。大ヒット作「レント」を作りながらも夭折した天才ジョナサン・ラーソン。これまであまりピンときていなかった人もこれを見れば「レント」の見方が180度変わると思う。
多彩な楽曲の幅と表現力が素晴らしいし、人生の中でものづくりをして仕事として報われることの難しさを訴えかけるパワーがすごい。創作の可能性を見せてくれるから力が湧いてくる作品だし、同時に何度も繰り返し見てしまうノンフィクションならではの人生に寄り添った魅力もある。名作でした!

出会ってしまった芸能人たち

脚本演出など作り手側の人は結構カルチャー的な素地とかインタビューをよくチェックしてしまうけど、フロントマンは最近あんまりそうした部分は気にならず、とにかく役者としての役割に真摯な人が好みかもしれません。他に考えていることは不思議なくらいでちょうど良い。

森崎ウィンさん

ジェイミーのチケットは取ってあったのに、城田くんと米倉涼子のショーで初めて見たら我慢できずその日のうちに友達にソロコンも取ってもらったアーティスト/俳優さん。ミュージカル俳優(男性)って結構少ないのでもっとこっちのお仕事増やしてほしい〜!
とにかく胸を打つ透き通るような生の声色に尽きるのですが、演技も歌も人間性もみんな良さしかなくて素敵。ミャンマー出身のアイデンティティにも真摯に向き合って発信してする時もあり、SNSつい見ちゃう。
ホリプロのミュージカル「ディアーエヴァンハンセン」日本版は主役してくれ頼む…!

明日海りお

ハマった時には退団されていたという哀しい出会いをしてしまった元宝塚男役トップの女優さん。
「ポーの一族」(リアルと配信どちらも見た)の時が止まったようなリアルエドガーを見て取り憑かれ、現役時代の円盤めちゃくちゃ見ました(やっぱりロミオが良かった)。テレビではドラマ「コントを止めるな」でも麻雀の強いファミレスの店長で輝いておられましたね。
舞台で見やすいのに繊細な明日海さんの演技がいちばんすきなポイント。もちろん歌とダンスもピカイチなんだんけど…真面目で天然な人柄が滲み出て周囲みんなを幸せにするオーラが出ている気がします。これからもご活躍をお祈りしております。

ミンハオ(ディエイト)🐸

セブチ〜〜!ハオちゃんは右から3番目

セブチのおしゃれ番長ハオちゃん!
まぼといい、こういうすらっとしたポジショニングにこだわりありかつ若干斜に構えて浮いているみたいな人をグループで好きになりがち。私はアカレンジャーを推さない女。
普段グループものはキャラクターコンテンツばかり推しているので、ハオちゃんは生身の人間だと思ってパフォーマンスを見てると、カメラで抜かれる度に普通に動悸がします。好き。

ほかコンテンツ

ミュージカル刀剣乱舞

21年も2.5次元の海を航海する愛のマストはこやつでした。原作ゲームに興味がない人間がこんなにハマれるってすごいなとつくづく思います。
仕事でもこのへんに詳しいゆえにできたご縁や機会もあり、かなり感謝
ミュージカル界での新たな登竜門となっていることも見続ける意味になるし、オタク向けに全力アイドルしてくれる2部が何度見ても元気が出るのです。代変わりしてでもず〜っと続いてほしいな。

以上、コンテンツの前後編でした。
きらきらの摂取は求めつつ、心の安らぎを求めていたことが良く分かるまとめだったな。
22年もたくさん摂取して負けずに記録していきたいです。

完✌️

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