東京ディズニーシーで
僕が最も好きなアトラクション。

シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ。

YouTubeでその乗車動画を見つけた。

すると、そこにあったのは、

【高画質】肉眼で見るより綺麗な
　シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ

的な動画。

うそつけ。

そんなことはない。

いや、たしかに人間の目よりも
高性能なカメラはあるかもしれない。

でも、すべての視覚情報は、
最終的にこの私の目を通して感知される。

だから、いくらカメラが良くても、
肉眼よりも綺麗な風景が見れることは絶対にない。

そして動画を見てもっと思った。

肉眼の方が、綺麗。

確かに画質は良い。

でも、綺麗とは画質と同じではない。

アトラクションに乗ったときの
あの塩素のにおい。

遠くで聞こえるキャストの声。

船の振動。

これらが、僕の目に映る景色の”綺麗さ”を
保っているのだ、と再度感じた。

そういう意味では、
この動画は僕の人生を繊細に見る
きっかけにはなったのかも。