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【書評】鎌倉資本主義

鎌倉資本主義を手に取った理由は、今年に入って参加している朝渋オンラインの影響。


琴線に触れた3つの言葉

・主体的につくる側になる ジブンゴト
・なにを、誰と、どこでやるか
・大前提は社員が幸福であること


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この柳澤さんは面白法人カヤックの社長で、鎌倉を拠点にWebアプリなどITビジネスを手がける同時に地域社会に強く密着した活動も行っている。

面白法人という名前からもわかるとおり、ビジョンや人事、給与など随所に一癖つけており、

特にサイコロ給の考え方は世界的にみても珍しい給与制度だが、基本給+αなので増えることはあっても減ることはない。
評価に絶対はないのだから、天に任せてしまう部分もあっていいんじゃないかと、この理由もわからなくはない。

ちゃんと成果を反映してほしい
安定した給与でいい

いろいろな考え方があるけどどちらにしても不満は出るもの。
自分でサイコロ振って出た結果なら納得せざるを得ないよね。


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この本を読んでカヤックに興味が出てWebページに飛んでみたけど、一般的な会社のページというよりはチーム紹介みたいな感じ。社員も少なくないのに全員の顔写真やミニインタビューも載っている。どちらかというと僕の所属しているラグビーチームのホームページに近い笑

しかしここで、「なにを、誰と、どこで」の会社方針が垣間見える。
誰と仕事したいか?新しくカヤックのメンバーになる人には、事前に会社も人もみておいてほしい。そんな想いも感じる。

この柳澤さんの一貫した面白さの追求と人間の幸福度を最大限追求する姿勢が会社に、社員に、成果に還元されている雰囲気がとても良いなと感じた。


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僕も将来的には地元の活性化に貢献したい気持ちがある。

今は普通の大企業総合職サラリーマンなので知らない土地に配属されオフィスワークだけど、これからはどこでも仕事できる時代になるわけで、それなら地元に帰って仕事しながら、地域活性や子育て関係のコミュニティで活動なんかもしていきたいな。

その意味でも去年から意識的に始めたインプットを、今年はアウトプットしていこう。


あと、読んでて気づいたけど、
本を読んでいて

これは具体化だな
これは抽象化だな
お、転用してるorしたから成功したんだ

などに気づくようになってきた。

アウトプットこそ最大のインプット!

ひかさく


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