仕事ではすべて論理的でなくてはならないのか
働く中で辛かったこと
私が新入社員として働いていた会社では、業務中に見つかった課題に対して、月一で原因分析を行う取り組みをしていた。
そのとき、私の最も大きな課題は、
「作業(仕事)に時間がかかり、期限内に終わらせることができない」
であった。
その原因分析をし、上長や先輩にみてもらい、OKが出るまでやり続けないといけない。
しかし、中々上長を納得させるような原因分析をすることができず、この取り組みに月に何十時間と掛けてしまい、本来の業務に時間を割くことができなかった。
なぜこんなにも原因分析に時間がかかってしまったのか?
仕事をやめてから気づいたのだが、私は、” 論理的 < 感情的 ”な人間であったからである。
内向型やHSPの人にありがちだと思うが、
「先輩に話しかけに行きたいけど、タイミングをうかがっているうちに時間が過ぎていってしまった。。」
というようなことがあると思う。
本来は上記のことをそのまま作業が遅れた原因としてもいいのかもしれない。
しかし、当時の私はこのような感情的なことを仕事の場で持ち込んではいけないと考え、
別の、相手を納得させるような論理的な原因を探していたために、自分自身も納得した原因分析をすることができず、上長も納得させることができなかった。
そのため、原因分析に時間がかかってしまった。
仕事/社会の場はすべて論理的に構成されているのではない
無意識のうちに、「仕事は論理的でなければならず、感情的なものは持ち込んではならない」と思っていた。
しかし、
”仕事/社会の場はすべて論理的に構成されているのではない”
と当時の自分に言ってあげたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?