トール/大学教員の就職活動

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トール/大学教員の就職活動

30代理系教員。アイコンと名前を変更しました。大学教員就活事情/教育/お金の話/商品紹介などのテーマで書いていきます。

マガジン

  • 大学教員からのメッセージ(無料版)

    大学教員の私が世の中について思っていることをまとめた記事です。

  • 大学教員を目指すあなたへ(無料版)

    大学教員の就職活動や研究者の業績関連の記事をまとめています。 主に、大学院生やポスドク、パーマネントを目指す研究者向けの情報発信になりますので、現役大学教員の方にとっては価値を感じにくいと思います。その点、ご注意ください。 過去に上げた記事は「大学教員を目指すあなたへ(有料版)」にまとめていますので、こちらの無料版にあげる最新記事を見て興味を持っていただけたらそちらもご覧いただけると幸いです。

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    大学教員の就職活動関連の記事をまとめたマガジンです。 マガジン「大学教員を目指すあなたへ(無料版)」で過去に上げていた記事をまとめたものになります。 主に、大学院生やポスドク、パーマネントを目指す研究者向けの情報発信になります。現役大学教員の方にとっては価値を感じにくいと思います。その点、ご注意ください。 無料版の方では最新の記事が3週間程度無料のまま公開されています。そちらをご覧いただいて過去の記事にも興味を持っていただけたらこちらをご購入いただけると幸いです。

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    マガジン「大学教員からのメッセージ(無料版)」で過去に上げていた記事をまとめたものになります。

  • 雑多な記事

    テーマは特に決めずにいろんなことを書いてます

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大学教員就活情報を発信する

はじめまして。かつてのニックネームを捨てて「大学教員の就職活動」に関する記事を不定期投稿している者です。 本記事では固定記事用に、なぜ僕がこのような情報発信を続けているのか、について書いていきます。 自己紹介まず僕のバックグラウンドを紹介します。 大学教員公募戦績 不透明な大学教員人事大学教員を目指したことのある人であればすべての人に共感していただけると思いますが、大学教員採用に関する情報はほとんど世に出てきません。 それもそのはずで、人事のメインの部分「書類審査と

    • 研究が波に乗っているときは授業が煩わしいのに、研究が停滞しているときは授業が息抜きにちょうどいい。そんなわけで、2か月ぶりの授業期間は悪くないです。

      • 卒業式より入学式の方が人が多い理由

        3月末の卒業式が終わってからほとんど間もなく4月に入学式が行われました。 大学によっては教員の出席が義務付けられているこれらの式典ですが、出席してみるとあることに気が付きます。 それは、卒業式に出席する卒業生の数よりも入学式に出席する入学生の数の方が多いということ。 乱暴な計算をすれば(583518-83399)/629733=79.4%の学生が4年で卒業していることになります。 (「大学 4年間 卒業できる割合」などのキーワードで検索をすると「4年制大学を4年間で卒業

        • 2023年度大学教員公募総括

          3月も終わり、2023年度の大学教員の公募が閉幕しました。 僕の分野では、年間200件ほどの公募がJRECINに公開されました。 前年比ー10%強ですが、例年150件程度だったことを踏まえると、JRECIN掲載数は順調に増えていると言えます。 僕の知り合いたちからは採用の連絡を聞いておりませんが、着任するまでは内定はナイショにするのが慣習になっているので、来年度の所属が変更になっていたら「決まったんだなー」と心の中でお祝いしようと思います。 既に、再来年度採用の公募が

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        記事

          科研費採択率から見た大学選び

          学振公式発表によると、令和4年度の科研費採択率は次のようになっています。 令和5年度特別研究員の新規採択率は次の通り 上記の科研費に関する統計には大学ごとの採択件数(継続+新規)のランキングが掲載されています。(「令和4年度科学研究助事業の配分について」のpp.37--52) それを見て、今所属している大学やこれから応募しようとしている大学がどのあたりに位置しているのか見れば大学の研究力がうかがえます。 少なくとも大学全体で10件以上の採択がないところは研究推進課が小

          科研費採択率から見た大学選び

          久々に大学院入試問題を解いてみたら全然解けなくて絶望した。昔の瞬発力が完全に失われている。

          久々に大学院入試問題を解いてみたら全然解けなくて絶望した。昔の瞬発力が完全に失われている。

          入試監督業務への心構え

          入試監督業務への心構え

          ありがた迷惑行為

          エレベーターの階を聞く最初に乗った人が「何階ですか?」と聞いてくるアレ。 荷物を持っていてボタンを押せないならまだしも、なんであなたに目的階を教えないといけないのか。 自分でボタンを押すからそこをどけ。 後ろの人のためにドアを開けるデパートの入り口などで後ろの人のためにドアをおさえて閉じないようにする行為。 いや、自分で開けるから手を放してくれ。 むしろあなたがそこに立ち止まるせいで邪魔だし、あなたの裁量でドアが閉じるからこちらは身構えないといけないんだが? サラ

          帽子をかぶる大学生

          入試シーズンになり、気を遣う仕事の真っ最中ですが、今日は少しさかのぼって期末試験のお話。 期末試験中の大学は試験をやる科目とやらない科目があったり、いつもは講義に出てこない学生が試験だけ(なぜか)登校していたりとキャンパス内の雰囲気が普段の講義期間中とは違っています。 試験期間中の大学教員の業務は主に、 ・自分の担当する講義の試験監督 ・自分以外の先生の講義の補助監督 ・採点 ・成績入力 の4つあり、イレギュラーなスケジュールに気を付ける必要があります。 帽子をかぶって

          必修科目の成績の付け方に悩む大学教員

          こんにちは。 期末試験の季節。毎回悩む成績付けの季節となりました。 選択科目であれば、「他の科目でカバーしてくれや」って感じでためらいなく落単させることができるのですが、必修科目においては変な情が入ってしまうもの。 正確には情では無くて、「来年もこいつの面倒みるのダルいな」って感情ですが。 とは言え、出席状況も悪い&試験もできない、なら救いようが無いので諦めてもらうしかないです。 教員は基本的に単位を出したいと思っていますが、できていないのに単位を出すと処罰の対象に

          必修科目の成績の付け方に悩む大学教員

          確定申告書類を作成しているとふるさと納税やら株の利益やらを合算した時に税額の端数が毎回ずれる。

          確定申告書類を作成しているとふるさと納税やら株の利益やらを合算した時に税額の端数が毎回ずれる。

          間接照明と全身鏡を購入。おしゃれさを身に着けて垢ぬけた大学教員を目指したい30代後半に差し掛かった男ここにありけり。

          間接照明と全身鏡を購入。おしゃれさを身に着けて垢ぬけた大学教員を目指したい30代後半に差し掛かった男ここにありけり。

          卒業論文で指導すべきこと

          こんにちは。久々の記事になります。 年を明けて、ようやく卒業論文指導が終わりそうです。 本当は年末までに完成させて総括的なことをしたかったのですが、なかなかそうはいかず。年末年始返上で学生にメールで卒論指導をしておりました。 当初から「○○日までに完成させられるように少しずつ書くんだよ」としつこく言って、授業の中でも進捗状況をチェックしていたにも関わらず、後半失速して執筆作業を怠って完成がギリギリになる学生の多いのなんの。 卒論指導で大事なこと

          卒業論文で指導すべきこと

          Twitterアカウントが凍結されて半年ログインしなかった結果

          今年の4月に突如Twitterが凍結されてしまいました。(↓詳細はこちら) デジタルデトックスにはちょうどいいかと思い、完全にTwitterからは足を洗ったのですが、アカウントが削除されず残されているのは気持ち悪いので何度も削除依頼を出していました。 しかしながら全く相手にされず、しまいには「もう削除されてるよ」という返信しか返ってこなくなりました(なお、削除されていない模様)。 ネットのうわさか、イーロンマスクのツイートか忘れましたが、「30日以上ログインが無い休眠ア

          Twitterアカウントが凍結されて半年ログインしなかった結果

          新しいJRECはやたらとページが重たい。

          新しいJRECはやたらとページが重たい。

          高望み大学教員、キャリアアップに挑む

          助教からキャリアアップ転職で准教授になってから2年。 今の職場はなんやかんや居心地が良く、 「このままダラダラ大学教員を続けてそのうち教授になれればいいかな~」 なんて思い始めていたのですが、 『本当にそれでいいのか?』 と内なる自分が問いかけるのです。 最後の戦いに挑むこの冬、一つの決意をしました。それは、 教授へのキャリアップ転職を目指す ことです。 これまでは、「任期付きだからパーマネント職に就きたい」とか「職場環境が劣悪だから改善したい」などの、切羽

          高望み大学教員、キャリアアップに挑む