トール/大学教員の就職活動
記事一覧
初期から講義をサボる学生
新年度が始まってから1か月が経ち、新入生たちが良くも悪くも大学に慣れる時期になりました。
例年であれば、5~6回目の講義から10割だった出席率が8~9割になるのですが、今年度は2回目の講義から9割を下回る講義があり少し不思議に感じています。
出席と評定出席が単位認定(評定)にどの程度影響するか、は担当の先生によって異なりますが、最近は文科省がうるさく言うようになったので、シラバスに単位認定方法
研究が波に乗っているときは授業が煩わしいのに、研究が停滞しているときは授業が息抜きにちょうどいい。そんなわけで、2か月ぶりの授業期間は悪くないです。
卒業式より入学式の方が人が多い理由
3月末の卒業式が終わってからほとんど間もなく4月に入学式が行われました。
大学によっては教員の出席が義務付けられているこれらの式典ですが、出席してみるとあることに気が付きます。
それは、卒業式に出席する卒業生の数よりも入学式に出席する入学生の数の方が多いということ。
乱暴な計算をすれば(583518-83399)/629733=79.4%の学生が4年で卒業していることになります。
(「大学
2023年度大学教員公募総括
3月も終わり、2023年度の大学教員の公募が閉幕しました。
僕の分野では、年間200件ほどの公募がJRECINに公開されました。
前年比ー10%強ですが、例年150件程度だったことを踏まえると、JRECIN掲載数は順調に増えていると言えます。
僕の知り合いたちからは採用の連絡を聞いておりませんが、着任するまでは内定はナイショにするのが慣習になっているので、来年度の所属が変更になっていたら「決
科研費採択率から見た大学選び
学振公式発表によると、令和4年度の科研費採択率は次のようになっています。
令和5年度特別研究員の新規採択率は次の通り
上記の科研費に関する統計には大学ごとの採択件数(継続+新規)のランキングが掲載されています。(「令和4年度科学研究助事業の配分について」のpp.37--52)
それを見て、今所属している大学やこれから応募しようとしている大学がどのあたりに位置しているのか見れば大学の研究力がう
久々に大学院入試問題を解いてみたら全然解けなくて絶望した。昔の瞬発力が完全に失われている。
必修科目の成績の付け方に悩む大学教員
こんにちは。
期末試験の季節。毎回悩む成績付けの季節となりました。
選択科目であれば、「他の科目でカバーしてくれや」って感じでためらいなく落単させることができるのですが、必修科目においては変な情が入ってしまうもの。
正確には情では無くて、「来年もこいつの面倒みるのダルいな」って感情ですが。
とは言え、出席状況も悪い&試験もできない、なら救いようが無いので諦めてもらうしかないです。
教員は
確定申告書類を作成しているとふるさと納税やら株の利益やらを合算した時に税額の端数が毎回ずれる。
間接照明と全身鏡を購入。おしゃれさを身に着けて垢ぬけた大学教員を目指したい30代後半に差し掛かった男ここにありけり。
卒業論文で指導すべきこと
こんにちは。久々の記事になります。
年を明けて、ようやく卒業論文指導が終わりそうです。
本当は年末までに完成させて総括的なことをしたかったのですが、なかなかそうはいかず。年末年始返上で学生にメールで卒論指導をしておりました。
当初から「○○日までに完成させられるように少しずつ書くんだよ」としつこく言って、授業の中でも進捗状況をチェックしていたにも関わらず、後半失速して執筆作業を怠って完成がギ
Twitterアカウントが凍結されて半年ログインしなかった結果
今年の4月に突如Twitterが凍結されてしまいました。(↓詳細はこちら)
デジタルデトックスにはちょうどいいかと思い、完全にTwitterからは足を洗ったのですが、アカウントが削除されず残されているのは気持ち悪いので何度も削除依頼を出していました。
しかしながら全く相手にされず、しまいには「もう削除されてるよ」という返信しか返ってこなくなりました(なお、削除されていない模様)。
ネットのう
新しいJRECはやたらとページが重たい。