見出し画像

TwitterSpacesとは?Clubhouseと共存する未来、常時接続から同時接続へ

おはこんばんにちわ、スタートアップ大好き芸人のRikiです。
流石に乗るしか無いでしょこのビックウェーブ的な感じで、考察を書いていこうかと思います。主にTwitterSpacesについて。

常時接続が当たり前になるのは時間の問題

画像3

正確には24日あたりから起業家を中心に日本で広がり始めたClubhouse。はじめに書いておくと僕はこのサービスは一過性のものでもないし、Podcastなど他のサービスから可処分時間を奪うことはないし、共存していくと思っている。
※スクリーンタイム的にはTwitterあたりから時間を奪ってくれているみたい

画像2

インターネット老人会の方々がこの黒船に関する考察をまとめてくださっているので、ここではClubhouseの簡単な紹介をしておこう。

・音声版Twitter、可処分時間のホワイトスペース
・招待制SNSで常時接続型
・ライブ性ゆえのFOMO
・権威構造が顕著、ゆえに承認欲求満たされまくる

とてもよくまっとている記事✌

TwitterSpacesとは?Clubhouseとの差別化はどうなる

Clubhouseが常時接続だとすれば、TwitterSpacesは同時接続なサービスだと思う。使ったことがある人がいればわかると思うが、Clubhouse自体は部屋の切り替えがとても手軽で、また外側から見えにくいのでスイッチングがとても細かく行われる。

逆に言うと、このトークとこのトークが聞きたいとなった時、現状はスマホと招待券が2セット必要な状況になり、アプリケーションの仕様で副音声部屋なども作りづらい単一接続、シリアルな体験となってしまう。

これは何も視聴者だけではなく、スピーカー自体もミュートにしたとしても、いつマイクを向けられるか分からないFear Of Holding Micに襲われる。かなり緊張感を強いられる体験だと思う。

そこで同時接続型のTwitterSpacesだ。Clubhouseと違う特徴としては

①Shared Contents(ツイートやライブ別媒体をシェアしながらライブトーク)

画像3

Clubhouseがあえて引き算をしたこのネタを提供しながら、トークできるという機能。

Clubhouse TownhallでClubhouse CEOのPaulはこういったコンテンツのシェアをルーム内で行わせることはないと明言している。

コミニケーションには肴が欠かせない、副音声的なコメントを残しながらライブトークの盛り上げに貢献できる。

②Emoji React(複数の絵文字で視聴者が反応できる)

画像4

これもクラブハウスから明確に引き算された機能であろう、視聴者の反応によってトークが抑制されることを恐れたとされるが、実際に使用してみるとまさに日本人的、参加したくても参加できないハイコンテキストなコミニケーションが可能になる。

現状5つの絵文字が利用可能だが、Twitter社は今後も追加していく予定と言っている。

③Feed Discovery(ツイートやニュースに関するトークルーム)

画像6

これはまだ試作段階とのことだが、すでにこの解像度であることからすぐに実装されると予想される。

UIを見ればひと目で分かるように、コンテンツ・テーマありきのトークルームのアクセスの良さはClubhouseとは明確に違う。

将来的にもっとリッチなパラレルコミニケーションへ

画像5

友達とビデオ試聴するSquad、ソーシャルポッドキャストのBreaker、ここ最近Twitterが買収したプロダクトたちをみれば、彼らがこの同時接続のコミニケーションをどこまで強固なものにしようとしているかわかるはずだ。

もちろんサービス内で可処分時間の食い合いを恐れてはいるのだろうが、ニュースレーター配信のRevueを手に入れたことからマネタイズにも本腰をいれはじめたようだ。

常時接続から同時接続なサービスの生態系へ

まとめるとこういった常時接続型のコミニケーションは今後も盛り上がっていくことは間違いないが、

・常時接続なシリアルかつオープン型のClubhouse
・同時接続なパラレルなクローズド型のTTYL・TwitterSpaces

のようなポジションで情勢が落ち着いていくはずだ。

------------------------------

Twitterでも発信しています、質問コメントいつでも大歓迎です。(@riki_kamano


いつもありがとうございます、面白い話するのでお茶でもしましょう。