親を取るか自分の人生を取るか

不快になる表現を含みます。私は子供時代から、親×さなければ私の人生が破滅すると感じていた。人生の途中で、努力が報われる夢を見たこともある。

ただ実際私は人生を取り返す事が出来なかった。1番辛いと思ってるのは、自分を支えるものが何も無いことだ。

私が親から奪われていたもののいくつか。友達など人間関係を作ると潰された事。私は特に体が弱くて、1人で生きて行けるような人間ではなかった。

それなのに本来ならもてたはずの、幼少期からの友達や知り合いや、何らかの所属するコミュニティがないのは1番辛い。

私の親は、私に友達の前で恥をかかせるような事をしたので、人生の途中までは自分から人の元を去って行くような生き方をしていた。

ガチで人間関係切られて行くと、生命に関わる恐怖を感じた。これは私が体が悪い弱者だからだろう。1人で生きて行ける自信があれば、そこまでではないかもしれないけど、「人脈のなさ」と言う意味では損はすると思う。

𝙏𝙞𝙠 𝙏𝙤𝙠見るようになったら、色々考える事が増えた。トー横に逃げて浮浪者生活したり、半グレになったりする子達も。

ふざけてやってる輩も多いとは思うけど、自分の生存戦略としてやってる子もいるかもなと。グレる方向に向かえば、仲間ができる可能性は格段に増えるんだ。

グレてでも集団の中にいることを選ぶと言う場合もあるだろうし。虐められても自分を虐める人間関係に戻ってしまう場合もある。孤独というのはそれだけ怖いもんだ。

生存に影響するような人間関係を持つと言うのは、私は最低限の人権だと思っている。昔の奴隷だって犯罪者だって、人間関係を絶たれるような筋合いは無い。

私も子供の頃は、親を×すかグレるかしないと、親に人生の全てを破壊されると感じていた。荒野を1人で何の助けもなく生きて行かなければならないから。

ただ、どちらも出来なかった。私の周りはヤンキーだらけだった。グレようとすれば簡単に出来た。ただそれが出来なかったのは、私がグレたら親は私を捨てるだろうと確信していたからだ。
 
血統書付きの犬ばかり可愛がり、犬が死んだ時は「お前のせいだ、お前が殺したんだ!」と、小学校中学年くらいの私を怒鳴りつけるような親だったから。

姉が拾ってきた雑種の犬を影で蹴ったりして、雑種犬が産んだ子犬達は、里親探しなんかもしないで、母親に保健所に連れて行かせるような親だったから。 

街録チャンネルで親を×してしまった人のインタビューをチラ見した事があるけど、この人もそうしなければ、自分が生き残る事が出来なかったんだろうなと思った

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?