私が今生きてこれを書いていられるのは、自分に労働以外の収入がある事（不動産収入なんで誘導とかではないです）。

あとは、週4日以上は働いてない事。4年前くらいは新人医療従事者として社員で働いていて、転職は多いしパワハラや長時間労働やサビ残が横行している所で働いていた。 

1番パワハラがキツい所にいる時に、私の土地に借りてが付いたと親から報告があった。金額は月に11万とちょっと。

このベーシックインカム的な収入が入った事で、正規で働かなければならないという強迫観念から逃れられた。これが無ければ確実に首を括る事になっていたとおもう。

私も昔からこんな情けない人間ではなかった。親の過干渉や管理監視が激しく、社会人になれず引きこもった20代。

その後30代に社会復帰して、40前くらいまでは結構徹夜したり、深夜12時まで働いたり遊んだりしてた。これも病気から来る物だったとは思う。当時の私はバセドウ病だったので、精神的に躁状態だった。

ただ、40前半くらいに出来たことは、40後半には出来なくなって来た。持病のせいもあるが、これは私だけの問題ではないと思う。

医療従事者なんて肉体労働なんで、病棟だと40代くらいで夜勤引退する女性が多い。若いうちは沢山夜勤入れて、ガンガン働けるんだけど、アイドルと同じで肉体労働には職業寿命がある。極端に体力がある人がいるが、大体の世の中の人は、結局は同じような経過を経て歳を取っていく。

医療の世界に入っても、根が真面目だったので色々勉強したり考えたりした。生活保護の事をある程度知った時。フルで働く事と生活保護の間に、失業保険（しかも当時は通常は失業してから3ヶ月後に支給）の事も知った。ただ、失業保険なんて大して期待はできない。

この国はセイフティネットが少ないな、と感じた。働くか生活保護取るしかなかと言うのは、極端な気がしませんか？ 他の国ではどうかは分からないけど…。

ただ、1つ言えることは、女性も40超えて来ると、フルで働くのが難しくなってくる人が増える。職業にもよるとは思うけど。

女性には限らず、男性だって事情や体力によっては、フル勤務厳しい。それだけでなく、仕事ばかりしてると、引きこもりよりも世の中の事が分からなくなって来るんだ。

日本人が選挙に行かない事も、仕事以外の事が他人事だからだと思ってるからだと、私は思う（自分はそうだった）。

１回不妊治療を来たけど、結局それ以来産もうと言う気にもなれなかったのは、残業の多い仕事で、自分の事で手一杯だったし、時間的経済的にも自信がなかったから。

昔の先生が言ってたけど、スエーデンは人の為に色々しようとする人が多いんだと。それは、社会保障が充実していて、自分の将来の心配をする必要が無いからだと。

自分の事で手一杯な人が、人の為というのはできないのだと（共依存とかは、偽君のためだけど本当は自分のためだからね）。
 
私の考えだと、日本人が優しくなくなったり、少子化が進んだり、自殺が増えたりするのは、自分の事で手一杯だからなんじゃないかと。

ベーシックインカムに付いては、高齢者の延命をやめて、国民に回すべきだと思う。
Twitterで延命虐待とか調べれば、自分達の意思で長く生かされてる訳でないのが分かります。

全ては老人利権です。国民から血税集めて、ろくにケアもしないで褥瘡だらけにして、本人も苦しいのに死なせて貰えないようなケースが沢山あります。
1人年間1200万の負担だと言います。生活保護施設で働いていましたが、意思表示ができない場合は100％延命処置をしていました。

この国の人は、じぶんが払った金がどう使われているのか、もっと気にした方がいいと思いますよ。医療や介護という、自分達で払った金が自分の給料になる生産性が全くない仕事ばかり増やして、アジアの国から脱落していくのも恐ろしいね…。