わたしたち日本人は
変化することにすごく不慣れな国民です。

街中でマスクをつけているのは
もう世界中を見渡しても日本人くらいのもの。
なんかおかしい、こわいなと感じていても
ワクチンは進んで打ちます。

それらには、まるで効果がないどころか
人間のからだにおそろしい影響を及ぼすと
たくさんの危険性が叫ばれてもなお
正しいと信じて真剣にそれをつづけ、周囲にも
自分と同じようにやってほしいと求めます。

不満がたくさんあったとしても
デモを起こして自分たちのきもちを
政府につたえる、なんてやりません。

わたしたち日本人は、ほんとうに特殊なのです。
決して頭がわるいわけではありません。
自分のちからで考えないように
おとなに言われたことをそのとおりやるように
小さいころから教育されてきているからです。

まわりに合わせられるのが優れた人だよ。
という教えを、忠実に守りつづけています。
みんなの空気を大切にする
とても心のやさしい国民なのです。

3日後の7月10日に、参議院選挙があります。
この選挙は、とてもたいせつです。

なぜなら国民が安全に暮らす権利
戦争をしないと平和を誓う現在の日本国憲法が
今まさに、変えられようとしているからです。

変化することに不慣れな私たち日本人が
ずうっと変えることのなかった日本国憲法は、今どうして、変えられようとしているのでしょうか。

内容がどんなふうに変わるのか
ピックアップしてみます。

〜あたらしい憲法の特徴〜
・戦争をしない、という決意がまるっと削除
・徴兵制や、政治的・軍事的な拷問はOK
・昔軍人だった人が総理や大臣になってOK
・国家権力に反対する弁護士は懲戒OK
・国からの情報公開の義務は削除
・国家に反逆するような表現の自由は奪います
・与党の少数人の中だけで法律決めてOK
・経済的弱者への生活保護は縮小します
・基本的人権よりも公的利益と秩序が最優先です
・緊急事態宣言はいつでも内閣が出してOK
・その緊急時ならヒトラーと同じ独裁をしてもOK

言葉あそびのような改正箇所がたくさんあって
読みにくく書かれているのですが
ストレートにまとめるとおおむねこうです。

ザッと目を通してもらって、どう感じましたか。

憲法が、国家権力を取り締まるものではなく
国民の自由と権利を取り締まるものに
まるでひっくり返っています。

わざわざ、変化させるのです。
わたしたちは変化に慣れていないのに。
それには、ちゃんとした思惑と目的があります。

またまたァ、と笑われる陰謀論ではありません。
読んでわかるとおりですが
そこに、ふつうに狙いがあるのです。

3日後の選挙で
憲法を変えたい！と主張している党が当選すると、これらのあたらしい独裁ルールが「国民の皆さまからご支持をいただいて」帆をあげて、スタートします。
自由にのびのびと人生を楽しみたい人にとっては、完全に、詰んだ。な状態ですよね笑
数年後に騒いだって拒んだって「あとの祭り」になる。そんな状況をつくられている最終段階です。

正直、わたしなどがここにこんな投稿をしたところで、政治を自分ごととして捉え、選挙へ行く人が増えるなんて甘い考えはもっていません。
わたしの友人なら全員、かならず選挙へ行くだろうし、それ以外の見知らぬ人の心を動かさなくては！なんて考えたってムダなことです。

インフルエンサーでない自分はなんて無力なのだ、と思うけれども、逆にいえば、インフルエンサーでないからこんなこと書けるんです。

おまえ！でかしたぞ！
インフルエンサーじゃなくてよかったな！
と、今日はこの自分の立場を褒めてあげたい
そんなきもち。

投票率は、おそらく今までどおりに低く
結果を見て落胆しているすぐそこの未来は
いとも簡単に想像できちゃう。
ダメダコリャ！ってまたいつものように
ため息ついて傷つくんだろなぁって。

だけど今回ばかりは
自己満足にしかならなくてもいいから
きちんと自分の言葉で発信しておかないと
なんであのとき？って後悔するなぁと思ったので。
燃やされながら最後に歌う気持ちで今
これをせっせと書いています笑

だってさ。今日は、七夕なんだよね。

笹の葉さらさらで、お星さまきらきらで
日本人がはるか昔から
晴れるかなぁ、雨かしら、なんてつぶやいて
天の川を探してきた日なんだよね。
織姫と彦星、会えたかなぁとかほほえんでね。

最後に願い事、してもいいじゃないか？
叶わなくたっていいから短冊に書いてみれば？

「平和な世界で子どもたちが
　どうか笑っていられますように」

わたしたちが変化させちゃいけないのは
自然の豊かな恵みを享受しながらしあわせを追求する「普遍的な人間のあり方」のほうだとおもいます。

変えないようにまじめに取り組むべきは
全体主義のおかしくなった世の中じゃなくて、安心安全に暮らせる、国民主権の社会。
ひとりひとりが愛され、たいせつに扱われ、尊重され、守られる社会、じゃないかとおもいます。

結果はどうなってもいいんです。
なんでもそう。なるようにしかならない。
でもあと3日間、ちゃんとあるから。
無理だってあきらめないで
まわりの人たちと声を掛け合おう。
政治に興味がなくたっていい。
わたしも全然ないよ。
応援したい党がわかんなくたっていい。
みんな信じられない
どうせなんも変わらないしって
思ってるまんまでいいんだよ。

一票、その短冊を
いっしょに、飾りにいきませんか。

PS.
わたしは現在の日本国憲法前文（前書きみたいなやつ）に、コロナ騒動の自粛生活の中でふと出会って、メロディをのせて歌っているんだけど

ほんとは、匿名とかで載せたかったんだ。
売名行為とかいろいろ言われて
めんどくせえからw

だけど、逃げず隠れずにまっすぐ歌ったほうが届くかなって、そのままYouTubeにのせたよ。
この機会によかったら触れてみてね！
すごく美しい詩だよ。

あと3日間で、ひとりでも多くの人が
いっしょに選挙に参加してくれるよう
本物の心のやさしさを持ち寄ってくれるよう
願いをこめて。

長い文を、最後まで読んでくれてありがとう。


かおり