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introduction

最近、これまではあまり気に留めなかった著名人の訃報が、目につくようになりました。特に私と同年配の人たちが逝かれた報道に触れるたびに、人生には終わりがある当たり前のことを思い知らされます。


人の一生は、「重荷を背負って遠き道を行くがごとし、いそぐべからず」という、徳川家康の遺訓のとおり忍耐を強いられるものです。私が生まれたばかりの太平洋戦争まで、日本人の平均寿命は男女とも50歳未満でした。

70歳を超えたのは1986年ですが、今では9万2千人以上が100歳超える長寿社会を迎えています。でも長生きすることが人生を寿ぐ社会とはいえません。


生成AIが目覚ましい勢いで開発されている今、「無用人種」という耳障りな言葉が生まれています。人間の尊厳を貶めした「無用」という表現に腹立たしさを覚えます。

AIの出現で世界の風景は大きく様変わりしつつありますが、20年後には現在ある仕事の40~70%がAIに奪われると予測されています。

職人の熟練の技だけでなく、知的労働者のキャリアでさえもAIに盗み取られる、経験・知識が一瞬にして喪失するIT全盛時代が、すぐそこに迫っているのです。

疫病、戦争、異常気象に加え、失業の二文字におびえる人たちが地球上に溢れています。濃い霧に包まれたようなモヤモヤ感が垂れ込めている理由です。

中世の戦国時代とは異なった、熾烈なサバイバルゲームの幕開けですが勝ち残るのは誰でしょうか。目前の戦いに勝ったとしても、10年後には新たなパラダイムシフトが訪れます。


どんな時代にも対応できるリスキリング(学び直し)の意欲をなくせば、「無用人種」の烙印を押されてしまうのです。人口の大半が、最低限の人権を保障するベーシックインカム生活に陥る可能性を秘めています。

「生きるために食べるのか」「食べるために生きているのか」では、人生の価値観に大きな落差が生まれます。

生涯現役を標榜している占い鑑定師のわたしにとっても、コペルニクス的な時代の変革は最大の試練です。

齢80歳を超えましたが、無為徒食で過ごすよりも、命ある限り人生の最大の伴侶である東洋運勢学の訓えに随って、「パンのみに生きるにあらず」の能動的生き方を選び続けます。

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