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お昼寝を習得した娘と、幸福度が上がった私たち -睡眠改善の記録-

5月に第2子を出産し、2児の母となった私。可愛い二人に囲まれて、とってもとっても幸せ!!

・・・それは間違い無いのですが、子供のねんねに悩まされて可愛いと思えない日々が続いたことがありました。

この状況をなんとしてでも改善して、子育ての幸福度を高めたい!

そう思い、この夏は睡眠コンサルタントに相談をしながら睡眠改善をしました。同じように子供のねんねに悩む方のご参考になれば嬉しいです。


お昼寝をしない娘

夜寝は得意で、絵本の読み聞かせをするとバイバイと自ら手を振って眠りにつく娘。お昼寝はおんぶ紐で寝かしつけをして、寝付いたらお布団に下ろしていました。おんぶをしている間に家事もできるし、なんなら本も読めるし、時間を有効に使えて最高!と思っていたのですが、どんどん重くなる娘を背負うのが大変になっていき、また下ろすときに泣いて起きてしまいまた寝かしつけを最初からやる、ということが増えてきて、お昼寝も夜のように一人で寝付いて欲しいと思うようになりました。

お昼寝のネントレ(自己流)をやるぞ!と、絵本の読み聞かせをし、さて寝かしつけようとするとギャン泣き。。。娘の泣きに耐えきれず、思わずまたおんぶ紐に手を伸ばす私。。。

このように、自己流ネントレ失敗 → おんぶ → 寝付いたものの重くて耐えきれず1時間ほどで下ろす → 娘、寝足りずギャン泣き → 私、疲弊 という負のループにはまっていきました。

さらには、当時生後2ヶ月の息子のお世話もあったので、娘を寝かしつけられないとずっと娘対応に追われてしまい、赤ちゃんのお世話は授乳とおむつ替えの必要最低限の関わりばかり。娘が赤ちゃんだったときにはいろんな遊びもしてあげられたのに、と息子に対する罪悪感も生まれていました。

また、お昼寝だけではなく、5時前後の早朝に起きることもありそこも改善したかったです。


そうだ、乳幼児睡眠コンサルタントに相談してみよう!

春から保育園に通い始めていた娘。保育園に通っている間はお昼寝もできていたようでした。ただ、7月末には保育園が退園となってしまう(育休取得するということで、妊娠・出産期間のみの登園許可となっていました)ので、おうち保育で疲弊するのは避けたく、なるべく早くお昼寝を安定させたいという思いがありました。

また、様々な睡眠関連本を読んでみても、夜寝に関する解決策はあったものの、お昼寝の解決策はあまり見つけることができませんでした。

娘が0歳7ヶ月の時に、睡眠専門医に相談してみて解決したことがあったので、困ったら専門家に相談したい!と思っていました。今回はインスタなどで見ていて気になっていたIPHIの乳幼児睡眠コンサルタントに相談してみることに。


当時の状況

・娘(1歳9ヶ月)
 ベビーサークルで囲ったお布団で寝ている。夫と同室。
 4月から7月まで保育園に通っていた。
・息子(0歳2ヶ月)
 ベビーベッドで寝ている。まだ夜間の頻回なお世話があり、娘と夫を起こしてしまうことが気になり、私とリビングで寝ている。
※月齢は相談時点


目指すゴール

①一人でお昼寝ができるようになること
②1歳9ヶ月の一日に必要な睡眠時間を満たすこと
 必要睡眠時間→約11−13時間
(出典:ママと赤ちゃんのぐっすり本(講談社))
③早朝起き、泣いて起きることを無くしていくこと

ネンネの勉強のために読んでいた、ママと赤ちゃんのぐっすり本。https://room.rakuten.co.jp/room_satoyu/1700129374592337


この本によれば、早朝起きも泣いて起きることも昼寝の不足が原因として考えられるとのこと。①が解決できれば、②と③も同時に解決しやすいのでは、と考えました。


ねんね改善までの10日間

まずはコンサルタントさんとzoomで現在の状況を共有させていただきました。睡眠プランを作成いただくまでもう少し待ちます。

ねんね改善開始3日前
寝室で1時間くらい絵本の読み聞かせをするも、なかなか寝付かず。途中、リビングにいる赤ちゃんの泣き声が聞こえてきたので「ママ、赤ちゃんの様子を見てくるね。」と声をかけて退室すると、泣くことなく一人で寝付いてくれていた!
途中、私が冷房を切ってしまったので汗だくで目覚めさせてしまった・・・

ねんね改善開始2日前
そろそろネンネしようかと娘を寝室に誘うと「いやだ!」と(娘、絶賛いやいや期突入中・・・)。「じゃ、ママは寝室でネンネしてくるよ」というとやってきた。いつものネンネルーティン、絵本の読み聞かせをしているとリビングから赤ちゃんの泣き声がしたので「ママ、ちょっと赤ちゃんを抱っこしてくるからね」と声をかけ、また寝室に戻るといつの間にやら寝付いていた!2日連続!素晴らしい!意外とすぐに改善しちゃうんじゃ!?と思っていた頃。

ねんね改善開始1日前
朝7時、娘がニコニコで目を覚ました!それだけでとっても嬉しい!
お昼寝、一昨日と昨日の「ちょっと待ってね」で味をしめた私、「赤ちゃんにミルクあげてくるから待っててね」と声をかけるも、今日は寝なかった。隣にいて欲しいと泣きそうになっていたので、一緒に隣でゴロゴロしていたら寝付いた。が、1時間ほどで泣いて起きる。

この日、我が家専用の睡眠プランをいただきました。早速プランを実行していきます。随時、ネンネの様子をLINEで共有しながら進めていきました。

コンサルタントからのアドバイス
・寝室の睡眠環境を整えましょう。遮光をしてみてください^^


それでは、睡眠コンサルタントさんと一緒に、ねんね改善スタート!


DAY1 
お昼寝、寝室で過ごすも2時間近く寝ない・・・。ちょっと待ってね3回目でようやく寝付く。寝室に様子を見に行くと柵にもたれかかりながら寝ていた。15時入眠という、夜寝に影響しそうな時間だったので起こすとギャン泣き。しばらく抱っこであやす。

コンサルタントからのアドバイス
・お昼寝、泣いて起きるということは寝足りないのかもしれません。朝の起床からお昼寝までの時間が少し長いので、今よりもう少し早めに寝かしつけてあげられると良いですね。
・15時以降のお昼寝はできれば避けた方が良いです。寝付いたのが15時であれば、今日のように16時頃には起こし、夜はいつも通りの時間に寝かしつけしてみてください。


DAY2 
娘、5時に起きた。私、眠い・・・。しばらく私の横でゴロゴロしていたと思ったら7時過ぎに二度寝をしていた。
いつもより早めの12時過ぎに寝かしつけを開始。ちょっと待ってね1回目で柵にもたれかかりながら1時間くらい寝ていた。寝室で泣くことはなくなってきたかな。
一人でお昼寝できたね!偉いね!と声かけをすると、ニッコニコな娘。また一人でお昼寝できたら、今度はシールを貼ろうねとお話しする。ウンウンと聞いていた。

コンサルタントからのアドバイス
・7時代に再入眠した後、12時半に入眠できたということは活動時間が6時間よりも短めなのかも。活動時間は5時間で様子を見てみましょう!
・柵にしがみついて寝ているときは、大丈夫そうならお布団にゴロンと寝かせてあげても良いかもしれません。


DAY3 
午前中は夫に子供たちを託し、カフェで一人時間を過ごす。夫は私と同じようにちょっと待ってねメソッドを使って寝かしつけをすると、またしても柵にもたれかかりながら寝付いた娘。ゆっくり寝かせてあげようと夫がゴロンと横にしようとすると、泣いて起きてしまった。その後もしばらく泣いて寝付かなかったので、観念してベビーカーでお散歩することに。しばらくするとベビーカーの中で寝てくれた。


DAY4 
娘、夜中3時過ぎに夜泣き。それから1時間近く眠れず、5時前に再入眠した。
この日も12時過ぎには寝室へ。が、寝室に持ち込んだシールで遊び始め、全く寝ない。。。ちょっと待ってねを使うとギャン泣き!2時間半ほど時間が経ってしまい、観念した私はおんぶで寝かしつけをすることに。寝たのは良いけど、やはり長い時間は背負っていられず。また赤ちゃんの授乳時間がやってきたので下ろすとおんぶ!おんぶ!とギャン泣き。。。泣きたいのはこっちだよ・・・(涙)15時にようやく寝付く。
夜寝は得意な娘。いつもは読み聞かせの後はバイバイをして寝付く、という寝かしつけ最短5分というスピード寝かしつけをしていたのに、この日の夜はバイバイと手を振ることなく、泣きそうになりながら抱っこをせがんだり、ネンネ!と私が添い寝をすることを求めた。いつも寝室に持ち込むマグの中の水が空になっていたのでお水を入れてくるねと寝室を出て様子見をしたらいつのまにか寝付いた。
日頃の寝不足が積み重なり、なんだか頭がぼーっとする。赤ちゃんのお世話は夫に任せ、私も20時には入眠。


DAY5 
お昼寝の寝かしつけを夫に任せてみた。12時くらいに寝室に行くも、ちょっと待ってねと一人にするとギャン泣き。夫も私も観念しておんぶで寝かしつけをしてしまった。1時間ほど寝た。
この日の夜寝も不安定。一人になることを嫌がるようになってしまった。うーむ。。

コンサルタントからのアドバイス
・ちょっと待ってねメソッドを使うと一人で寝るというのがわかってきて、イヤーとなってしまっている可能性が。
・最終的におんぶをしてしまうと、泣いていたらおんぶをしてくれるんでしょ?とわかってきて泣き続けている可能性も。そこはおんぶはしないという一貫性を持った方が良いと思います。寝付くまで、そばで見守ってみましょう。「寝るまでここにいるからね」と声をかけてあげると安心できると思います。
・ただ、夜の睡眠に影響が出てきているようなので、一度ちょっと待ってねメソッドをストップしましょう。
・日中に抱っこの時間をたくさん作ることも良いと思います!


DAY6
3時過ぎから赤ちゃんの授乳や、超早朝起きをした娘の相手などをして眠れないまま朝を迎える。寝不足な私。zzz。
12時から寝かしつけを開始するも、おもちゃで遊び始めてしまい、娘は寝ない。1時間半で私がギブアップ。もはや諦めてひたすらおうち遊びをすることにした。
お昼寝をスキップしてしまった罪悪感が残る。。。
夜の寝かしつけは今日もスムーズにいかない。絵本を読み終えると、ネンネ!と添い寝を求める。が、赤ちゃんに授乳してくるよと声をかけて寝室をでた。泣き声も聞こえず、どうやらそのままストンと寝た様子。さすがに疲れていたよね。

コンサルタントからのアドバイス
・寝床にはおもちゃを持ち込まない方が良いです!おもちゃがあるとどうしても遊び始めてしまいます。つまらないと感じる環境の方が眠りやすいです。
・でも、お気に入りのぬいぐるみなどは安心するようであれば「ぬいぐるみと一緒にネンネしようね」と声かけして寝床に持ち込んでも良いかもしれません。
・ここ数日の様子から判断して、午前中の活動時間を4−5時間でスケジュール調整をしてみましょう。そうなると7時に起きた場合は11時に寝かしつけスタートが理想です。お昼ご飯はどうすれば良いの!?となりますが、お勧めの方法は分けて食べること。10時半頃に軽食を食べさせてお昼寝スタート、起きてからまた少し食べさせてあげるのでも良いのです^^


DAY7 
娘、深夜に夜泣き。ちょうど赤ちゃんのオムツ替えをしてあやしにいけずにいたけど、一人で再入眠をしていた。ぐっすり眠れたようで、朝はニコニコで起床!もう、それだけでママは嬉しい!!
コンサルタントさんからのアドバイスに従って、軽食を取った後、11時くらいに寝かしつけを開始。私は柵の外から見守りをしていると近くにいて欲しいと30分くらい泣いていた。でも、泣き止むとすぐにニッコニコ。その後は一人で寝室で過ごすことができ、12時半くらいに入眠。1時間半くらいお昼寝をしていた!!
娘がお昼寝をしている間、赤ちゃんと二人きりで過ごすことができた!いつもはオムツ替えと授乳という必要最低限の関わりしかできていないことに罪悪感があったけど、娘が寝ている間にたっぷり触れ合うことができて、私の幸福度も赤ちゃんの幸福度も高まったように思う。
夜の寝かしつけ、この日もネンネ!と添い寝を求めてきたが、「バイバイ、おやすみ」と声をかけると泣くこともなくゴロンとしてそのまま入眠してくれた。また夜寝が安定してきてくれた!?

コンサルタントからのアドバイス
・早めに寝かしつけをすることで、活動時間6時間ほどで入眠できたので良かったです。


DAY8 
4時半、泣きながら起きる。再入眠せず。
11時くらいにお昼寝スタート、2時間半ほど眠った。寝かしつけはいつものように絵本の読み聞かせの後は寝床の外から見守り、途中泣いて起きるも汗でびっしょりだったので設定温度を下げ、トントンするとスムーズに再入眠。
お昼寝から目覚めると、ママとニコニコ顔で私を呼んでくれた!「ぐっすりお昼寝できたのね!すごい!!」と声をかけると「シール!シール!」と娘。
夜の寝かしつけは、絵本の読み聞かせの後におやすみというとバイバイと手を振ってくれた!ハイタッチもしたがったのでタッチをたくさんするとニコニコ顔で就寝。
お昼寝も夜寝も泣くことなく寝付くことができた!早朝起きをしてしまったけど、睡眠改善の兆しが見えてきて嬉しい。

コンサルタントからのアドバイス
・ニコニコで起きてきてくれたようで嬉しいです。少しずつセルフねんねに近づいているように思います。
・早朝起きに関しては、少し様子見をしましょう。


DAY9 
深夜に夜泣きがあったけど、すぐに一人で再入眠。
お昼の寝かしつけ、絵本を読んだ後にネンネ!と添い寝を求めてきたが、柵の外で私がゴロンとしているとぐずることも泣くこともなく娘は寝床でゴロン。なんとなく大丈夫そうだったので「バイバイ、おやすみ」と声をかけるとニコニコで手を振ってくれてそのまま寝付いてくれた!!!ママと起きた声がしたので迎えにいくと「シール!シール!」と。シール効果、絶大!笑。
今夜もいつものルーティンの後、おやすみを言うとニコニコでバイバイと手を振り、ハイタッチ。ぐずることなくスムーズに入眠してくれた。
なんだか安定してきた感!
暗幕が届いたので、寝室にセッティングをした。昼間でも明かりなしでは絵本が読めない程度まで暗くなった。

コンサルタントからのアドバイス
・夜のセルフねんねの安定感も戻ってきましたし、お昼寝もできるようになってきましたね!この調子だとメソッドを実行しなくても大丈夫そうです。
・まずは寝床の外で見守り、ママから見て大丈夫そうなら退室、という今の流れでもう少し様子見をして見ましょう。多分、このままセルフねんねが定着していくのではないかなと思います。

結果的に、娘は10日ほどでお昼寝ができるようになりました。

振り返って見ると、遮光と室温に気をつけ、活動時間内に寝かしつけをする、という点に気をつけた結果、睡眠改善ができたように思います。

また、お昼寝が改善したことに伴い、夜は10〜11時間、昼は1〜2.5時間と、トータル睡眠時間も11〜13時間とバッチリ!十分に睡眠が取れたことで早朝起きも起きぐずりもなくなって、目指すゴールに掲げた3点も達成できました。


睡眠改善して良かったこと

何と言っても、娘が1日中ご機嫌さんで過ごしてくれることが多くなったこと!今までは寝かしつけと泣いてぐずっている娘をあやすのに時間がかかっていましたが、その時間は赤ちゃんとの時間に充てることができるようになりました。

また、娘がお昼寝をしている1時間半から2時間ほどの時間は自分の時間として使うことができるようになったのも嬉しい変化です。

よく眠ってすっきりしてご機嫌さんな娘、赤ちゃんとの時間も自分の時間も増え、家族みんなの幸福度が高まったように思います。


困った時は専門家へ

ねんね関連の本は読んでいるつもりでしたが、読んでいるのと実践するのとでは大違い。プロに相談したことで、小さな疑問点もすぐに解決でき、実行しやすかったように思います。一緒に伴走してくれる人がいるって心強いですね。

私がご相談したコンサルタントさんは保育士さんでもあったので、暑くて外出できない日も多い夏のおうち遊びのアイディアなども教えていただけたことも良かったです。お昼寝ができたらカレンダーにシールを貼ろうね!という声かけのアイディア、シールブームが到来している娘には効果てき面でした!


助産師さんや小児科の先生、地域の子育て教室など、子供との生活をサポートしてくれる人たちや機会はたくさんあります。でも、ねんねについては、悩む人は多いのに相談する機会って少ないと思います。

子供と機嫌よく過ごすためには保育者自身の幸福度も大切、そのためには自分自身の睡眠時間や自分だけの時間が必要です。そして、その時間を作るために大切なのが子供の睡眠を整えることだと思います。

悩んでいる人はぜひ専門家に相談されてみることをお勧めします。

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