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コーノ式 「名門フィルター」

昨日、コーヒーが好きだという話をしたので、その続きでもう少し詳しく語ってみようと思います。
(今も本日2杯目のコーヒーがお供してくれています。)

今回はドリッパーについて。
僕が初めて購入し、かれこれ1年半ほど愛用した「コーノ式」についてです。

サイフォンという器具はご存じでしょうか。
フラスコの上にビーカーを立てたような見た目はさながら実験器具のようです。
濃厚な味わいになって結構好きなのですが、実はこのサイフォン、日本生まれ。
1925年に設立された、その名も『珈琲サイフオン株式会社』が開発した器具なんですね。
この会社がネルドリップ(布フィルターを用いたドリップ)の味をペーパーフィルターで再現すべく開発したのが「名門フィルター」です(「コーノ式」などと通称されます)。
リンクから会社サイトに飛べるので見てほしいんですけど、抽出方法として紹介されてるのがいわゆる点滴ドリップというやつで、つまり最初は1滴ずつポタポタ垂らす方法なんですよ。
たぶんせっかちな人はイライラすると思うんですけど、これが結構美味しくなるので挑戦してみてほしい。
で、面白いのが一般的な淹れ方でも十分美味しくなることです。
要はポタポタポタポタ雨漏りみたいなことをしなくても、全体にお湯注いで蒸らして少しづつ……という調べたら出てくるような最もオーソドックスな方法でちゃんと美味しい。
淹れ方によって変わる味わいを一番楽しめるのがコーノ式のいいところなんじゃないかと、大して他のドリッパーを体験し尽くしたわけでは全くない僕は思うわけです。

でも結局は楽しければオッケー。
コーヒーには無限にパターンがあるので、色々試してお気に入りを見つけられたらいいと思います。そういう懐の深さも面白いところじゃないかな。

気になった方、ぜひ試してみてください。



(トップ画像は公式サイトよりお借りしました。)

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