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目標を実現するための行動ルールを、さらに分解したら「自分ガイドライン」が出来た!(カルチャーモデル 最高の組織文化のつくり方)

唐澤俊輔著「カルチャーモデル 最高の組織文化のつくり方」を読みました。

ガイドラインが判断の質とスピードを向上させる

本書を読んで、メルカリのslack利用ガイドラインについて知った。

メルカリのカルチャーである「Trust&Openness」に則ったコミュニケーションをする上でも欠かせないガイドラインだという。

このようなカルチャーに沿ったガイドラインがコミュニケーションコストを削減し、スピード感ある意思決定を可能にすると気が付いた。

企業ではないが、自分自身のカルチャー、つまり自分の価値観を、より明確に定義すること。その定義に沿ったガイドライン、つまり判断の指針を整備することが出来たら良いなと思った。

そうすると、意志決定が早くなり、より大きな成果を出せるかなと思った。

わたしのカルチャー(=価値観)

以前、森岡毅著「苦しかったときの話をしようか」を読んだ時、以下のように自分がありたい姿と具体的な行動を整理した。

「小さくて伝統ある組織で新しいビジネスを育てる人になる」
①自分がありたい姿
小さくて伝統ある組織で、新しいビジネスを育てる人
②具体的な状態
中小企業、伝統産業の社長や人事の人に口説かれる状態
③選べれる根拠
小さくて伝統ある組織で、数字に残る実績を残している。
可能性を信じて前向きに行動できる。
自分がワクワクすることで周りを巻き込むことができる。
④具体的な行動ルール
いつも+αの提案と行動をし続ける。
社内外の相手へ、行動に繋がるコミュニケーションをする。
新たなビジネス作りに必要な繋がり作りにコミットする。

上記の中でも特に④具体的な行動ルールに沿った判断をすることが大事だと思うが、なかなかできていなかったり、判断に時間がかかったりしてしまう。

④具体的な行動ルール
いつも+αの提案と行動をし続ける。
社内外の相手へ、行動に繋がるコミュニケーションをする。
新たなビジネス作りに必要な繋がり作りにコミットする。

このルールを更に分解すると良いかなと思った。

行動ルール1.いつも+αの提案と行動をし続ける

+αとは、
・相手の潜在的なニーズを汲み取った提案をすること
・新しい視点を加えて驚きを与えること
・効率的なやり方や代替え案を提案すること などがあると思う

そこで、これからは何か依頼された時に、
・相手のニーズは何か
・自分はそれに対してどう思うか
・依頼の本質を満たしながら、効率的に行う方法はないか
を考える習慣をつけようと思った。

行動ルール2.社内外の相手へ、行動に繋がるコミュニケーションをする。

他者に行動してもらうためには、以下のプロセスが必要だと思う。
・自分が他者にどう行動して欲しいのかを明確にする
・相手のインセンティブを知る
・上記2つを擦りあわせて的確に表現する

この中でも特に、2つ目、相手のインセンティブを知るという部分はなかなか出来ないので、対面、チャット、記事、広告など、様々なコミュニケーション手段で相手に行動を促す際に、漏れなく他者のインセンティブは何かを意識的に考えるようにしたい。

行動ルール3.新たなビジネス作りに必要な繋がり作りにコミットする。

これは一番難しい。

新たなビジネス作るのに必要な繋がりとは何か。

つまり、そのビジネスの価値とは何かを意識することが大事かなと思う。

繋がり作りにコミットする前段階として、周囲のビジネスの価値の本質を洞察する習慣を付けようと思う。

まとめ

まとめると「小さくて伝統ある組織で新しいビジネスを育てる人になる」という自分の目標のために立てている3つの行動ルール

いつも+αの提案と行動をし続ける。
社内外の相手へ、行動に繋がるコミュニケーションをする。
新たなビジネス作りに必要な繋がり作りにコミットする。

をさらに分解して分析したら、さらに具体的な自分ガイドラインができた。

■自分ガイドライン
1.何か依頼された時に、「相手のニーズは何か、自分はそれに対してどう思うか、依頼の本質を満たしながら効率的に行う方法はないか」を考える習慣をつけること
2.対面、チャット、記事、広告など様々なコミュニケーション手段で相手に行動を促す際に、漏れなく他者のインセンティブは何かを意識的に考えること
3.周囲のビジネスの価値の本質を洞察する習慣を付けること

日々の他者からの依頼時、コミュニケーション時、気になるビジネス発見時に上記3点意識しようと思う。