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スピリチュアルセミナーへの能力開花への期待と講師への依存

最近、スピリチュアルな感覚、いわゆる第6感、第7感を開花する、というセミナーを受けた。3ヶ月間のセミナーで、セミナー開催は月に2日間。それを3ヶ月だから、計6回のセミナー。

本当は、1〜3月での開催予定だったのだが、最後の3月期はコロナの影響で開催が延期され、9月に無事最後の2回分が開催された。

終わった感想は、何の能力も開花せずに終わった。何も得ていないという気分だった。

決してその講師を非難している訳じゃない。その講師自身も、講師相手だろうと人に依存せず、答えは自分の中にしかない、自分で見つけるものだと言っていたし、強制めいたこともしない真のスピリチュアルリーダーであることには今も変わらない。

しかし、目に見えない感覚を開花します、と謳われたセミナー、3ヶ月で30万円もするセミナー。私はこれだけお金をかけるのだから、能力開花させてくれるはずだとどこかで期待していた、つまり講師になんとかしてもらおうと依存していたという気付きをセミナー終了後に得た。

こういう感覚って、お金を積んで引き出してもらうものではないと30万円かけてようやく気づいたのだ。

それこそ目に見えない能力開花は、本人の心の断捨離とか浄化がどれくらい済んでいるか、段階によるところが大きいと思う。

現実世界での悩みに振り回されていたり、不安や心配の感情に絡めとられていたりしたら、精妙である目に見えない感覚の開花なんて、その人に取ったらまだまだ先で、それこそ先に片付けなきゃいけないことがある。

そのセミナーを受けて帰ってきたその日の夜、今まで見たこともないYouTubeチャンネルがオススメで上がっており、その内容はなんと、並木良和さんの考えに心底ハマって、完全依存していた、という内容のYouTubeだった。

それを見て、私へのメッセージだと分かった。私もセミナー講師に依存していたことがよく分かった。

その講師は、過去生も思い出しているし、宇宙からの明確なメッセージもダウンロードしているのだから、みんなより一歩も二歩も先を行く人として、そういう人はどんな風に開花して行ったのか、参考として聞きに行きたい、アドバイスとして知りたいということで受けるのなら、とても参考になると思う。

30万円のセミナー代は、おかしな冷やかしが来ないようにするためのフィルターとしても高額過ぎるのでないかと正直思ってしまった。

他の受講生と話した訳じゃないから分からないけど、30万円もする能力開花のセミナーならば、参考程度の話を聞きたい、だけではなく、自分自身の第6感、第7感をなんとかして開花したいと真剣に思い、この先生の講座を受けたら開花するのでは、と期待してた人の方が多かったのでは?と勝手ながら思った。

話の中には、開花のためにすると良いヒントなどもあったから、アドバイスとしては有益であった。

要は、それらを参考にしてもいいし、しなくてもいいし、自分の感覚を信じて、自分のタイミングで開花していくだろうと思う。

依存、無価値感などは言葉で言うほど簡単に外せないものだし、時間がかかる。


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